モアイの石像
2019.01.152019年1月12日 ABC Web記事より
全長12メートル以上、重量75トンというチリ領イースター島の石像モアイ。特に大きな像にはプカオと呼ばれる赤い石が頭上に乗せられている。科学者たちの間では、1250年から1500年の間に一体何の目的で、これらの気の遠くなるような数の巨大な石像が建てられたのか問われ続けていた。しかも、このモアイ像の建設には宇宙人が建てた説やお墓などの様々な説が飛び交っていたのでなんとも謎めいた印象があるのだが、今やっとその謎が解かれつつあるという。実は、このモアイは島の住民が真水がある場所として、目印的な目的で建設されていたのではないかという指摘が出ているのである。この島の住民たちは、衣食住を長い間を共有するにあたり、おそらく必要最低限の資源確保の場所のマークだったのではないかと。
イースター島はスペイン語圏
ポリネシアの最東に位置するチリ領のイースター島(La isla de Pascua)は、スペイン語圏です。ユニークなモアイ像は、柔らかな凝灰岩を、玄武岩や黒曜石で作った石斧を用い製作されていったと考えられており、デザインも時代につれ変化していったそうです。(wikipediaより)ポリネシアからやってきたラパヌイの人たちによって建てられたこのモアイ像ですが、18世紀になるとぱったり造られなくなり、部族間の抗争が原因で次々と破壊されていきます。そしてペルー人の占領後、1888年にチリ領となったのでした。