最近は日本国内でもたくさんのスペインバルを見かけますね。

 

スペイン国内ではどの都市に行っても、どんな小さな街でも必ずあるのがこの「バル」！！
人びとの憩いの場、サッカー観戦をする場、ちょっと一息つく場所、友達や家族とお喋りを楽しむ場所・・・使い方は様々です。

そんなスペインバル、美食の街として知られているサン・セバスティアンに似た地域が日本にもある！と

テレビで見たので早速調べてみました。場所は山口県長門市。

お店の名前は「Dining Bar Zen(ダイニングバル ゼン)」

オープンしたのは先月の7月29日。運営している会社は百姓庵という会社です。
お店で使われる食材は地元でとれた野菜が中心。食材にもこだわっています。

 

地元野菜を使って食材にこだわって、というレストランやお店はたくさんありますよね。
ここダイニングバル ゼンが他と一風変わったところは、お店の建物がもともとは銀行だったというところにあります。

「えっ！？」と思われるかもしれませんが、銀行だった2階建ての建物をリニューアルして1回の半分をバル、もう半分を銀行として運営しています。山口フィナンシャルグループが「多機能型店舗」の1号店として百姓庵とコラボしオープンに至ったそうです。

 

何でも銀行はネットバンキング化が進み来店者が少なくなっていること、

特に地方では人口減少も重なり多くの銀行が支店の活用方法や再編を探っているようです。

それからダイニングバル ゼンがある長門市油谷は豊かな自然に恵まれた地域だそうで

近年では美しい自然がSNS等で話題になり、景勝地として注目を集めているそうです。

そう、この景色こそがサン・セバスティアンのコンチャ湾に似てる？そしてスペイン発祥のバルがあるところから、

日本のサン・セバスティアン？と言われているそうです…笑

 

サン・セバスティアン出身のミケルに聞くと、「・・・サン・セバスティアンもコンチャ湾もスペインに1つしかないよ！！」

と言ってました。　地元愛強めです。笑

 

スペイン好きのわたし達からすればスペインの文化や習慣が日本にも広がっているのは嬉しいです。
山口県にいく機会がある方は訪れてみてはいかがですか？