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イギリスでも重要度を増すスペイン語

2023.02.04

英語圏の国でも英語以外の言語を学習したいと考える人が増えてきているようです。
たとえば、アメリカ合衆国の場合、スペイン語を話す人口が増え、スペイン語が使用されることが日常的になっています。
これと同様のことがイギリスでも起きつつある様子です。

イギリスの文化機関、ブリティッシュ・カウンシルがイギリスで約3000人を対象に行なった調査によると、4人に1人がスペイン語を学びたいと回答しました。
次いで、フランス語(21%)、イタリア語(14%)、ドイツ語(13%)、日本語(10%)となっています。日本語が入っているのが嬉しいですね。

また、役に立つ言語としてスペイン語を挙げた人が最も多く、次がフランス語でした。

さらに4人に1人が外国語を学ぶ努力をしなかったことや、外国語を学ぶ時間がなかったことを残念に思っていると回答。24%の人が「イギリス人にとって、かつてないほどに外国語を学ぶことが重要になっている」と答えました。外国語の学習に最も関心を持っているのは18歳から24歳の若い層だそうです。

スペイン語がイギリスで重要性を増していることは、昨年のイギリスの大学入学試験でスペイン語が最も選択されたことや、GCSE(イギリスの義務教育修了時に行われる統一試験)でもフランス語に次いでスペイン語を選択する学生が多く、まもなくフランス語を抜くだろうと予想されていることにも現れています。

ブリティッシュ・カウンシルの他の調査でも、スペイン語はイギリスの世界での影響力や競争力、安全性を高める上で、中国語やフランス語と並んで非常に重要と位置付けられています。

異なる文化を持つ人たちと知り合い、理解する上で言語を学ぶことは大切だと思います。
翻訳アプリなどがどんどん発達してきていますが、自分で直に話す楽しさや伝わった嬉しさはまた格別です。