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本当は違う名前だった?!スペインのブランド「ZARA」の名前の由来

2021.06.18

手頃な価格でおしゃれを楽しめるブランド「ZARA」は日本でも人気ですね。

(日本では「ザラ」と呼ばれていますが、スペイン語では「サラ」と発音します。)

 

「ZARA」はスペインのガリシアに本社を置くアパレルメーカー「Inditex」のブランドの1つです。

Inditexは他にも「ベルシュカ(BERSHKA)」、「プル&ベアー(PULL & BEAR)」、「オイショ(OYSHO)」、「ストラディバリウス(STRADIVARIUS)」などのブランドを持ち、世界各地に店舗を展開しています。

 

「ZARA」という名前は、創業者のアマンシオ・オルテガ氏の好きな映画『Zorba el Griego(その男ゾルバ)』から来ているそうです。

 

最初の店舗は1975年にガリシアのラ・コルーニャに作られました。

その店舗にアマンシオ・オルテガ氏はお気に入りの映画から「ZORBA」という名前をつけようとしたのですが、同じ通りにあるバルがすでにその名前を使っていて、違う名前にしてほしいと頼まれたそうです。

 

そこで、「ZORBA」の文字を並べ替えたりして「ZARA」という名前が考え出されたのだそうです。

「ZORBA」→「ZARA」となったわけです。

 

映画の主人公、アレクシス・ゾルバは楽天的でバイタリティあふれる自由な感じの人物として描かれており、どこかオルテガ氏に似たところがあるのかもしれません。

 

現在、「ZARA」の店舗は2085店、そのうち340店舗がスペインにあります。

日本でもよく見かけますね。

もしかすると「ZORBA」という名前になっていたかもしれないと考えると面白いですね。

 

 

 

シャドーイング動画解説:“ZARA”「ZARA(ザラ)」

 

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