Blog ブログ

スペインの人はどんなふうにコーヒーを飲んでいる?

2021.03.03

ある調査によると、スペインの80%の人が毎日1杯か2杯コーヒーを飲むそうです。

コーヒーを飲む理由は、コーヒーの味が好きだから(63%)、1日をエネルギッシュに過ごすため(50%)などとなっています。

 

日本人は誰かとゆっくり話しをしたいとき「お茶でも飲みながら」と言いますが、スペインの人は「コーヒーを飲もう」と言います。

日本はお茶の文化、スペインはコーヒーの文化といえそうです。

 

さて、スペインではどんなふうにコーヒーは飲まれているのでしょうか。

一番良く飲まれているのがcafé con leche(カフェ・コン・レチェ、ミルク入りコーヒー)。10人に6人が好きと答えました。

カフェ・コン・レチェはコーヒー(エスプレッソ)に温めたミルクをだいたい1:1の割合で入れたものです。

 

次がcafé cortado(カフェ・コルタド)で21%が好きと答えました。これはコーヒー(エスプレッソ)にミルクを少し入れたものです(だいたい、コーヒーが75%、ミルクが25%)。

 

3位はcapuchino(カプチーノ)で14%。コーヒー(エスプレッソ)に泡立てたミルクをいれたカプチーノは日本でもおなじみですね。

 

4位はcafé solo(カフェ・ソロ)。ブラックコーヒーです。

砂糖をたっぷり入れて飲む人が多い気がします(笑)。

 

他にも、コーヒーとお湯の割合が1:1のamericano(アメリカーノ)

ミルク75%とコーヒー25%のleche manchada(レチェ・マンチャダ)

café con hielo(カフェ・コン・イエロ、アイスコーヒー、コーヒーと氷は別に出てきます)、

café bombónカフェ・ボンボン、コーヒーにたっぷりとコンデンスミルクを入れたもの)

なども飲まれています。

コーヒーの種類を覚えておくと注文するときに便利です。

 

スペインの人にとって、コーヒーを飲むことは1日を過ごすためのエネルギー源であるとともに、誰かと楽しい時を過ごすための手段でもあるようです。

スペインに行ったら、いろいろなコーヒーを楽しんでみてください。

もちろん、バルでは紅茶やハーブティーも飲めるのでご安心を。