Experiencias 受講生の声

【グループ】アルゼンチン出張をもっと楽しむために

2024.03.26

 

[30代・男性]

 仕事でアルゼンチンに約3ヶ月単身で滞在することになり、その準備のため2021年秋ごろからアデランテに通いはじめました。ゼロからのスタートで、最初は週一回のA1のグループコース、といっても実質講師と一対一のレッスンからはじめました。

 最初のアルゼンチン滞在は2022年でした。その時点ではごく簡単な単語と会話文を覚えている程度。滞在先の職場では外国人は自分ひとりだけで、仕事のやりとりは英語でできるものの、オフィスでの雑談やランチの時は皆の話すブエノスアイレス訛りの早口のスペイン語に全くついていけず、一員ではなくお客さん扱いされてる感を覚えながらの日々でした。
現地でスペイン語を話す機会は思いがけず訪れました。それは職場ではなく、週末に一人で訪れたTigreという町の小さな歴史博物館でのことでした。そこで会ったスタッフの青年はたまたま暇をしていたのか、私のA1レベルの片言のスペイン語に合わせて展示の説明をしてくれました。いつしか話は直前に起きた副大統領の暗殺未遂事件のことから、現代のアルゼンチンの政治などに及び、なぜか会話が成り立っているのを不思議に思いながら楽しい時間を過ごしました。
職場の人々は人情のある楽しい人たちで、最後の出勤日には手土産にFernet blancaとサッカーの代表ユニフォームをくれました。

 帰国してからはまたアデランテのグループコースに通う日々となりました。クラスはA2そしてB1へと上がり、現在は他の3人の受講生とともに雑談しながらマイペースに勉強を続けています。
そして今年2024年の5月から、2回目のアルゼンチン出張に行くことになりました。今度は以前よりは話せるようになったという自信と、まだまだという不安と半々ですが、折角の機会、できるだけ準備をして再会を楽しみたいと思います。