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セビージャの黄金の塔

2018.07.03

SEVILLA SECRETA2016年11月2日WEB記事より

 

セビージャの Torre del Oro(黄金の塔)は、ヒラルダの塔と同じく町の代表的な建物の1つだ。グアダルキビール川付近にそびえ立つ正12角形の塔を、イギリスのビッグ・ベンのごとく壮観なその姿を期待して来る観光客には、その意外とこじんまりとした外見に驚かされる人も多い。そしてグアダルキビール川岸にあり、マエストランサ闘牛場とヒラルダの塔を近傍にそなえ、一層引き立てられる黄金の塔である。夜、サン・テルモ橋から見るライトアップされた黄金の塔の美しさは見る度に感動ものである。そんな人気の黄金の塔であるが、以下に挙げる7つの事柄はセビージャ通の人たちでも意外と知らないかもしれない。

 

 

セビージャの黄金の塔に関する7つの知っておくべきこと

 

 

1.  黄金の塔の高さは、ヒラルダの高さ94,69mの約1/3の36mである。

 

2. 見張り用の側防塔であり、城の要塀の1部でもあった黄金の塔は銀の塔と瓜ふたつである。

 

3. 黄金の塔の名前は、グアダルキビール川の光の反射で塔が金色に見えたことが由来である。2005年に改築した際、その昔塔が輝いて見えたのは、外壁がタイル貼りで石灰分と藁を混ぜたものが原料だったからと判明した。

 

4. 黄金の塔は、今まで3度改築を経て建設されてきた。一番初めは、1220年〜1221年のアルモアーデ時代のAbù I-Ulàによって、次は14世紀にペドロ1世によって、最後は1760年のベルギー生まれの技術師、Sebastián Van der Borchtによるものである。

 

5. 何度か崩壊の危機にあった黄金の塔だが、1868年革命家たちにより城の要塀が壊されかかり、ばらして売り飛ばされそうになるところをセビージャ市民の大反対により、事なきを得た。

 

6. 1992年の8月13日、バルセロナオリンピックのエキスポがセビージャで開催された年、ポルトガルのリスボンにあるベレンの塔と兄弟塔になった。

 

7. 黄金の塔の中は、1944年以降海洋博物館となっており、模型や、彫版、地図、航海の際装備する楽器などが展示されている。