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サン・セバスティアンのコンチャ海岸

2018.11.21

バスク地方の町サン・セバスティアンのシンボル、コンチャ海岸。ヨーロッパ屈指の海岸としても知られています。以前この海岸にある鉄柵の遊歩道の記事をUPしましたが、今回の記事ではさらにコンチャ海岸についてご紹介致します。

 

 

●コンチャ海岸はどこにあるの?(¿Dónde está la Playa de la Concha?)・・・コンチャ海岸は、バスク州ギプスコア県サン・セバスティアンからフランス西岸まで続くビスケー湾にある海岸で、その名の通り、貝殻のように丸い形をした砂浜海岸です。両側をウルグル山とイゲルド山というふたつの丘に挟まれ、港のすぐ横には市庁舎が建っています。市庁舎から海岸まで黄金色の砂浜を歩いて行くと、波打ち際まで数分です。

 

 

 

●コンチャ海岸の大きさは?(¿Cómo es de grande la Playa de La Concha?)・・・全長1350m、幅40m。カンタブリアの高波が海岸を覆うこともしょっちゅうで、サン・セバスティアン国際映画祭の時期には、海岸に絵が描かれて風物詩なのですが、高潮になると全て消えてしまいます。

 

●ウォーキングに理想的な海岸(Una playa ideal para pasear)・・・コンチャ海岸の突き当たりには、高潮になると消え引き潮に現れる、オウムのクチバシ(Pico de Loro)と呼ばれる岩場があります。その裏手からは隣のオンダレータ海岸につながっています。長く続く海岸沿いは、ウォーキングやジョギングに最適です。

 

●なぜコンチャ海岸は愛されるのか?(¿Por qué es la Concha una playa única?)・・・その広大さから、海水浴はもちろんのこと、寝そべるのもよし、ビーチ遊びもボート遊びもよし。泳ぐのがお好きなら夏がオススメですが、自然に囲まれた遊歩道は1年中、人で溢れています。

 

 

 

●落ち着いて楽しめる海岸(Un baño relajante en la bahía)・・・ラ・コンチャ湾の中央部にサンタ・クララ島があるおかげで、コンチャ海岸の波はとても穏やかです。また、ふたつの両脇の山が風よけの役目を果たすので、子供のいる家族連れや年配の方も落ち着いて楽しめる海岸となっています。

 

●優雅な佇まいの海岸(Total elegancia)・・・ヨーロッパの中でも特に優雅で風情のある海岸で知られています。また、ラ・ペルラ(La Perla)という景色を堪能しながら受けるタラソテラピーも隣接しているので、さらに贅沢気分を味わうことができます。

 

 

 

 

●王室の避暑地サン・セバスティアン(La Concha, una playa de la realeza)・・・19世紀の中ば、サン・セバスチャンはイサベル2世が夏を過ごすようになりました。それ以来王室の別荘地として使われていました。ミラマール宮殿は、イギリスの建築家セルデン・ワーナムが作ったことからイギリス様式のこの別荘はひときわ上品な雰囲気を醸し出しているのです。

 

 

 

 

●コンチャ海岸の良いところは?(¿Qué más te ofrece la Playa de La Concha?)・・・青いビーチパラソルとビーチチェアが目を引く浜辺や、様々なイベントやアクティビティが開催されるところです。湾岸沿いには、美食のバルやレストランが立ち並びます。町の中心街から比較的近いので、移動が簡単です。また、サン・セバスティアンの町並みにも統一感がありヨーロッパらしさが満開で、もちろん喧騒もありますが、国内のその他の海岸沿いと比較しても夜は非常に穏やかな町です。

 

 

 

 

 

バスクで話される言語EUSKERA

 

ADELANTE大阪校にはサン・セバスティアン出身のミケル先生がいます。バスク地方の言語エウスケーラは、スペイン語とは全く違う言語。ヨーロッパ最古とも言われている、バスク語エウスケーラの特別クラスが大阪校にて開講されますので、この機会にぜひ受講して頂きたいと思います!

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