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コロナウィルスの名前の由来とは?

2020.03.12

 

連日コロナウィルスの名前を聞かない日が多くなってきました。

先日もコロナビールの売り上げについてアップしましたが、どうして今回のウィルスは『Coronavirus』と呼ばれているかご存知でしたか?

 

コロナウィルスはスペインでも『Coronavirus』と呼ばれていますが、読み方は『コロナヴィルス』となります。

 

『CORONA』はラテン語から、またはギリシャ語の王冠、太陽のまわりの光の輪に由来しているそうです。

顕微鏡で見たときに、ウィルスには大きな球状の表面突起があり、

王冠や太陽コロナがイメージされたことから『Coronavirus』と呼ばれることになりました。

 

スペインでも『CORONA』といえば王冠や冠の事を意味します。

そのため、コロナビールを代表に、世界中にもちろん日本にも『CORONA』とつく名前のものがたくさんあります。

今回のウィルスによって、『CORONA』という名前がついているからと言って、コロナウィルスをイメージしてしまうのはとても悲しいことですよね。

 

 

 

コロナウィルスは中国の武漢より広がり、その根源は武漢にある生鮮市場の蛇やコウモリであるなど未だにわかってはいませんが、

3月26日英科学専門誌の「ネイチャー」に、ウロコを持つ哺乳類「センザンコウ」から新型コロナウイルスと

極めて類似したウイルスを発見したという内容の論文が掲載され、注目を浴びているそうです。

 

 

 

「センザンコウ」は英語、スペイン語ともに「Pangolin」と言います。

中国で肉は食用、うろこが伝統薬の材料として使用され、密売の対象になり、絶滅の危機に瀕しているそうです。

 

いずれにせよ、野生生物の消費は絶滅危惧種や密売の問題、人獣共通感染症のリスクがあり今回のような悲劇を生みかねません。

 

コロナウィルス、正式名称COVID-19が早く収束することを心から願います。

 

 

 

 

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