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“estar en misa y repicando” はどんな意味?

2026.10.30

スペイン語にもたくさんのことわざがあり、日常的に使われています。一見すると意味がわからないものも多いですが、よく使われるものは意味がわかると便利です。

“estar en misa y repicando” もよく使われることわざで、正確には ”no se puede estar en misa y repicando” ですが、”no se puede”の部分を省いた形もよく使われています。


「ミサに参加しながら教会の鐘を鳴らすことはできない」が文字通りの意味で、同時に全く別の2つのことを両立することができないような状況に使われます。

たとえば、仕事などを抱えすぎている人や、相反するような責務を負っている人、断らずに何でも引き受けてしまう人などに忠告するときに使われます。2つの相反するような立場を維持しようとしている場合や、同時に果たせない複数の約束をしているような場合にも用いられます。


このことわざは、することがたくさんあることだけでなく、違った場所にいることが求められたり、1つの活動だけに専心することが必要な2つのことは両立が不可能なことにも言及しています。


日本語にも「二兎追うものは一兎も得ず」や「虻蜂取らず」などのことわざがあり、「欲張って2つのことをしようとすると、結局どちらも上手く行かない」という意味で使われているので、似ていますね。


ことわざの起源

このことわざは、教会の鐘の音が1日の区切りの時間や教会の儀式を知らせる役目を果たしていた頃の宗教的な日常と関係しています。鐘の音は生活の一部で、誰かが教会の鐘を鳴らす役目を果たす必要がありました。


教会の鐘は普通、教会の高い場所にあり、教会の中のミサの行われる場所とは離れているので、ミサに参加することと教会の鐘を鳴らすことは同時にはできないことは明白ですね。(自動的なシステムなどを使用することはない前提です。)やがて、生活の他の場面の両立し得ないことも意味するようになったのです。


“repicar” の意味

“repicar” は「(鐘を繰り返しリズミカルに)鳴らす」ことを意味しています。他にも、雨が窓に当たる音や誰かがドアをノックする音など、繰り返される音にも使われます。