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ユニクロがマドリード初店舗を17日にオープン、30日にはバルセロナに3号店も

2019.10.17

寒くなってくると防寒用の服や下着が欲しくなりますね。冬の定番といえば、ユニクロの「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」を思い浮かべる人も多いのでは?軽くて暖かいユニクロの防寒用品はありがたいですよね。ベーシックな服が多く、値段が手頃なのも嬉しいところです

 

そんなユニクロが10月17日にマドリード初の店舗をオープンしました。場所はゴヤ通りで、2階建て、売り場面積は1,590平方メートル。メンズ、レディース、子供向けのコレクションを揃えています。国際的なデザイナーとのコラボなども行う予定。

 

バルセロナに店舗をオープンしてからマドリード店を開店するまで2年かかったのは、場所探しに時間がかかったからだそう。マドリード店に選ばれた地区は購買力が高く、高級店が並び、観光客が多い場所です。「シンプルで実用的で高品質」をうたうユニクロの商品がどこまで受け入れられるのでしょうか。

 

実は、実店舗はマドリードにはなかったものの、スペインでのオンライン販売の売上の30%はマドリードからで、「実店舗は実際に品物を見て試すために重要」ということもあってマドリード店オープンに至った模様。オンラインと実店舗の組み合わせでさらに売上を伸ばす狙いがあるそうです。サイズがない場合、マドリード店ではオンラインで注文できるコーナーがあります。

 

ユニクロによると、「スペインはドイツやイギリスより暖かく、夏が長く、冬が短い。しかし、蓋を開けてみれば最も売れているのはダウンジャケットで、予想していなかった。これからスペインの気候に合わせてコレクションを調整して必要がある。」

 

現在、ユニクロは22カ国に約2,000店舗を有していますが、中心はアジア。ヨーロッパにはイギリス、フランス、ロシア、ベルギー、ドイツ、スペイン、オランダ、スウェーデン、デンマークなどに合わせて100店舗ほどがあります。10月30日にはバルセロナの3号店もオープン。ZARAやBershkaなどのブランドを展開するスペインのInditexと一騎打ちとなるでしょうか。