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スペインで一番古い本屋はどこにある?

2021.04.25

4月23日は”Día del Libro”(世界 本の日)でした。

スペインでは1923年にカタルーニャで

作家のビセンテ・クラベル・アンドレス(Vicente Clavel Andrés)が本の日を提案し、

3年後にアルフォンソ13世が承認して、

1926年10月7日にスペインで最初の本の日が祝われました。

 

その後、国際的には1988年から本の日が多くの国で祝われ始め、

1995年にユネスコ総会で毎年4月23日を「世界 本の日」とする宣言文が採択され、

毎年4月23日は「本の日」として祝われています。

 

さて、スペインで一番古い書店はどこにあるでしょうか?

正解はブルゴス(Burgos)にある”Hijos de Santiago Rodríguez”という本屋さんだそうです。

1850年に創業し、1960年にLaín Calvo通りからプラサ・マヨールに場所を移して

現在も営業しています。

 

マドリードにも1862年創業のスペイン初の医学に特化した書店、”Nicolás Moya”がありましたが、

経営難のため2019年に閉店しています。

 

新型コロナウイルスの影響もあり、インターネットで本を購入したり、

デジタル版の書籍を読む人も増えたため、実店舗を持つ書店の経営は難しくなってきています。

紙のページをめくりながら読むという楽しみは捨てがたい気もします。

一方、場所をとらず、インターネットがあれば読めるデジタル版も便利ですね。

うまく共存していけるといいのですが。