2017年内部解禁されたガウディの処女作『カサ・ビセンス』
2020.02.27バルセロナに留学に行かれる方また、留学を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
バルセロナの有名な建築物といえば、アントニオ・ガウディが手がけた
サグラダファミリアですが、その他にもたくさんのガウディ建築が存在しています。
『カサ・ビセンス』は、
ガウディが若き31歳の頃に設計し、1883年~1885年にかけて建てられた建築物です。
長い間マヌエル・ビセンス氏の私邸であったため、一般公開されていませんでしたが、
2014年アンドラ公国のMORA銀行が購入し、修復され2017年に一般公開されました。
ビセンス氏はレンガやタイル工場を運営する会社の社長であったため、
カラフルなタイルの色使いや、イスラム文化を取り入れたオリエンタルな雰囲気が、
他のガウディ建築とは少し異なっているのも面白いポイントです。
1、2階はリビングルームや寝室、洗面所などを見学することができ、
自然のモチーフがたくさんあしらわれたドアや壁、天井の細部に至るまで、見ごたえのある建築になっています。
3階には様々な建築物のレプリカや『カサ・ビセンス』の歴史についての映像などが流れるミュージアムスペースが設けられており、
建築好きの方にもおすすめのスペースです。
また屋上にはガウディらしいかわいい塔があり、フォトジェニックなスペースになっていますので、是非、上まで登ってみてくださいね。
他のガウディ建築に比べて空いていますが、
ハイシーズンは事前に予約をしておくと並ばずに入場することができおすすめです。
https://casavicens.org/
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