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サラマンカからヒホンへの旅

2019.07.24
週末、友人に会うためにスペイン北部アストゥリアスにあるヒホン(Gijón)という町に行きました。スペイン北部に行くのは初めてです。
 
 
サラマンカからバスに乗ると、乾燥した感じの大地に緑がところどころにある風景がしばらく続きます。広大な大地が地平線まで広がります。2時間程すると緑が増えてきて、やがて山の中に入って行きます。
 
 
山の中の風景は日本の山の風景とそっくりで、スペイン語の看板がなければ日本かと思えるほど。今までこんなに緑があるスペインを見たことがなかったので、しばらく窓からの風景に釘付けでした。この山脈があったためにアラブ人はアストゥリアスを征服できなかったと言われています。かなり高い山が続くので、ここを超えていくのは相当大変だろうと想像できます。途中、湖や川があり、ところどころ牛が放牧されていました。
 
 
山を抜けるとアストゥリアスの州都オビエドです。ここでバスを降りる人も多いですが、今回は終点のヒホンまで行きます。オビエドもきれいな町なので、次回は必ず見るようにと友人も勧めていました。
 
 
ヒホンは海に面した町です。海があり、山も見える風景は日本人好みなのではと思います。湿度も適度にあるので、なんとなく落ち着きます。夏は涼しいのでお勧めです。サラマンカの気温が34度くらいのとき、ヒホンは24度くらいでした。夜は寒いくらいでした。
 
 
雨が多いのも北部の特徴です。私が滞在したときも雨が触りました。傘をささない人も多く、レインコートを着ている人もいれば、普通の服で濡れて歩いている人もいました。行くなら 傘かレインコートは必需品だと思います。
 
 
食べ物は肉も魚もおいしく、豆もおいしかったです。お酒はりんごから作るシードラが有名で、シードラを飲むお店がたくさんあります。2、3軒はしごするのが普通だそうです。アルコール度数は低いですが、飲みやすいので注意が必要かもしれません(笑)。注ぎ方が面白いので、注いでもらうときは注目です。
 
 
町はこじんまりしていてきれいです。派手さはありませんが、海を見ながらのんびり観光できます。ただし海の水はかなり冷たいそうです!泳ぐときはご注意を。
 
 
夏にスペインに行かれる方、大きな街はもう行ったという方にお勧めします。緑と海のあるスペイン、いかがですか?