ペネロペ・クルスお勧め映画ベスト10
2018.09.22ペネロペ・クルスは、マドリードの近郊の町アルコベンダに生まれる。商売人の父と美容師の母を持ち、幼い頃からバレエに勤しみ国立芸術院入学後、女優を目指す。順調に見えるが、デビュー前は母親に付き添ってもらいオーディションをはしごしたと言う。だが、女優への情熱と、ダンスで鍛えたスペイン女性らしいルックスにスポットライトが当たるのもそれほど時間がかからなかった。そして、彼女のキャリアの一番最初の仕事であるスペインのポップグループ「Mecano」 の 「La Fuerza del Destino」のプロモーションビデオに出演して話題になる。
1. Jamón jamón (1992年)
「ハモンハモン」・・・デビュー作。現在の夫ハビエル・バルデムとの初共演。
2. Belle epoque (1992年)
「ベルエポック」・・・巨匠フェルナンド・トゥルエバ監督によるスペイン内戦時代の1930年代のコミカルなストーリー。早々たる女優陣の中で、4人姉妹の末っ子を演じた。
3. Todo sobre mi madre(1999年)
「オール・アバウト・マイ・マザー」・・・ペドロ・アルモドーバルの出世作。監督の彼がアカデミー外国語映画賞受賞の際「ペードローー!」と叫んだのは有名な話。
4. Abre los ojos (1997年)
「オープン・ユア・アイズ」・・・スペイン版は、エドワルド・ノリエガと共演、 アメリカ版 Vanilla Sky(2001年)「バニラ・スカイ」は、トム・クルーズやキャメロン・ディアスと共演。
5. Vicky Cristina Barcelona(2008年)
「それでも恋するバルセロナ」・・・この作品で、ゴヤ賞助演女優賞、英国アカデミー賞 助演女優賞、アカデミー助演女優賞受賞をしています。ハビエルと再共演がきっかけで後に結婚。
6. Los abrazos rotos(2010年)
「抱擁のかけら」・・・ペドロ・アルモドバル監督との4度目のコラボレートとなる恋愛ドラマ。
7. Volver(2006年)
「ボルベール〈帰郷〉」・・・代表作のうちの一つ。カンヌ国際映画祭女優賞 ヨーロッパ映画賞最優秀女優賞 アカデミー主演女優賞にもノミネートされました。
8. Sin noticias de Dios(2001年)
「ウェルカム ! ヘヴン」・・・スペイン・フランス・イタリア合作映画で、実はハビエル・バルデムも少しだけ出演しています。
9. Niña de tus ojos(1998年)
「美しき虜」・・・スペイン内戦時代のドイツ政府から交流の一環として、ベルリンへ招待を受けた映画撮影隊の一行の女優の一人マカレナを演じる。映画の中ではアンダルシアの訛りも随分勉強したそうです。
10. Nine(2009年)
「NINE」・・・流石に元バレエダンサーなだけあって、ペネロペが生き生きして見える映画。元彼の元嫁と共演する彼女の人間の大きさを感じます。
ペネロペは初期の頃から割と映画賞を受賞しているのですが、若い頃の受賞スピーチと近年のスビーチは貫禄が全く違います。また、渡米した頃は苦労したという英語も網羅しており、更にフランス語も堪能で、カンヌ国際映画祭女優賞を受賞の際には、流暢なフランス語を披露しています。結婚するまでの彼女は、その恋愛編歴でもマスコミを騒がせる存在でしたが、共演者と噂になることが多く割と惚れっぽい一面があるのかもしれません。アデランテ大阪校にも彼女のDVDが揃っていますので、ぜひ借りてみて下さい。