2019年7月11日〜13日の3日間、マドリードで大型の音楽フェス「Mad Cool Festival」が開催されます。このフェスは2016年に始まり今年で4回目。毎年、人気沸騰中のスペイン国内外の豪華アーティストたちによるライブ、パフォーマンス、ダンスなどが披露され、大盛り上がりを見せます。

 

今年の出演者も大物・気鋭のアーティストたちが続々。

Bon Iver（アメリカ / フォーク・ロック）
Bring Me the Horizon（イギリス / ロック）
The Chemical Brothers（イギリス / テクノ・エレクトロ）
Iggy Pop（アメリカ）
The National（アメリカ / インディー・ロック）etc…

 

ところで10日にはこのフェスの前夜祭「WELCOME PARTY」が開催されましたが、その時点ですでに3万人（5万人とも）もの観客を動員しました。去年の前夜祭の動員数はおよそ2,000人だったことから、今年の動員数は驚異的です。なぜこれだけの人が殺到したのでしょうか？

 

答えは、7月8日付の『New York Times』誌においても非常に影響力・先導力があると評価されたカタルーニャ出身の歌姫、Rosalíaの存在です。今や国際的にその名が知られているRosalíaは、ラテンで活躍しているレゲトン歌手らと並び、間違いなくスペイン語の音楽の世界的ブームに貢献しているアーティストの1人です（NYTは「スペイン語音楽の国際的な津波 a global tidal wave of Spanish-language music」と表現）。そんな彼女がこの前夜祭に出場したため、去年の10倍以上の人が会場に駆けつけたわけです。今やものすごい知名度ですね！　先日リリースされたばかりの新曲“Fucking Money Man”はもう聴きましたか？

 

 

Mad Cool Festivalの公式サイトから出場アーティストのランナップや紹介文を見ることができます。Rosalíaはスペイン音楽のポテンシャルを体現しているようで実にかっこいいです！　そのほかにもスペイン出身のアーティストが多数登場していますので、ぜひチェックを〜！

 

公式サイト：madcoolfestival.es/en/index.php