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マドリードの人は読書好き?スペイン人はどれくらい本を読んでいる?

2019.07.11

2018年の読書に関する調査によると、スペインの自治州の中で一番読書好きなのはマドリード州で、平均1人年間11冊の本を読んでいることがわかりました。読書をする人の割合もマドリードが最も多く、スペイン平均61.8%に対して72.4%で、ナバラ66.7%、パイス・バスコ63.7%が続きます。マドリードの人は年間平均11冊の本を読み、週に10時間本を読んでいるそうです。スペイン平均は年10.3冊、週8.4時間でした。

 

 

何を読むかという質問に対して、マドリードの人の79.3%が本を読むと回答。紙の新聞を読むと答えたのは75.2%で、2016年の79.1%から減少。一方、デジタル版の新聞を読む人は増え、81.2%でした。どこで読むかに関しては、家が93.6%、次に公共交通機関(主に地下鉄)が33.1%でした。性別で見ると、男性は仕事や勉強のために読むことが多く、女性は自由時間に読むことが多いようです。年齢では、45歳から55歳の人が一番多く読んでいます。さらに、マドリード州は全体として平均的に本を読んでいて、余暇に読む人が多い地域と、勉強や仕事の目的で読む人が多い地域があることもわかりました。

 

 

本の購入に関しては、マドリードの人の74%が去年少なくとも1冊の本を買ったと回答。スペイン平均は62.4%。本の冊数はマドリードが11.3冊に対してスペイン平均は10.3冊でした。購入した本のうち、80.9%は書店を実際に訪れて購入したもので、19.1%がインターネット経由。2016年のインターネット経由の購入は17.2%だったので増加傾向です。マドリードの人の39.3%がデジタル版(電子書籍)を読むと答え、前回の4.4%から大きく増加しました。

 

 

また、マドリードの住民の約37.1%が何らかの図書館の会員になっていて、そのうちの90.8%が公共の図書館を利用、11.8%が大学の図書館を利用しています。

 

 

若者の読書傾向

10歳から13歳の読書傾向を見ると、男子の86.1%が自由な時間に本を読むと回答、女子は89.3%でした。この年齢層の半分以上にあたる51.5%が電子書籍を好み、1年に9冊の電子書籍を読んでいます。外国語での読書に関しては、12歳から17歳の若者の半数以上の約58.8%、18歳から25歳の約59.5%がスペイン語以外の言語、主に英語で読むと回答。フランス語、ドイツ語、イタリア語がこれに続きます。

 

 

参考までに日本の読書に関する文化庁の統計(平成25年度)を見ると、1ヶ月に1冊も本を読まない人が47.5%、1,2冊が34.5%、3,4冊が10.9%、5,6冊が3.4%、7冊以上が3.6%でした。電子書籍を利用する割合は、16歳から19歳が30.5%、20代31.9%、30代30.7%、40代24.8%、50代15.1%で、10代から30代の利用が多くなっています。

 

 

日本の統計によると、1ヶ月に1冊も本を読まない人が増えているそうです。スマホでニュースや記事を読むことはあっても本を読む時間はない、という感じでしょうか。短時間でもいいので、落ち着いて本を読む時間を持てるといいなと思います。スペイン語の本もすらすら読んでみたいものです(笑)。