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「回りくどい話はなしで、本題に入ろう!」ってスペイン語でどういう?

2021.04.16

ずばり用件について話さないといけない場面ってありますよね。

限られた時間で結論を出さないといけない会議などがいい例かもしれません。

 

そんなときに使えそうなスペイン語の表現が“ir al grano”です。

 

「ir a ~」は「~に行く」、granoは「穀物、穀類、穀物・豆などの粒」の意味です。

直訳すると「穀物の粒に行く」ですが、

「本題に入る、単刀直入に話す」

という意味になります。

 

この表現は、「穀物を脱穀すること」から来ています。

穀物を育てて、収穫したら穂から穀物の粒を外します。

一番大事な部分は穀物の粒ですね。

ここから「大事な部分=穀物の粒」となって、「本題に入る」の意味で使われるようになっていきました。

 

似たような表現に“(hablar) sin rodeos”があります。

「rodeo」は「回り道」の意味なので、「回り道なしに話す=簡潔に話す」の意味になります。

 

Vamos al grano. No tememos mucho tiempo.

本題に入ろう。あまり時間がないから。

 

Explícame, sin rodeos, qué ocurrió ese día.

回りくどい話はなしで、その日に何が起きたか私に説明して。

 

 

話はなるべく簡潔にまとめたいですね!