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スペインのラジオ番組

2019.01.30

語学上達の手段として言葉を常にインプットするやり方があります。リラックスタイムに、あるいは何か作業をしながらのラジオは意外と効果的です。何度も聴くうちにフレーズを覚えてしまった、などのメリットがあるかもしれないラジオ放送を聴いてみませんか?

 

 

スペイン語でラジオはラディオ(radio)と言います。このradioという言葉は、ラテン語のラディウス(radius) が由来で、キューリー夫人が発見した元素番号88のラジウムもこのラディウスから来ています。主に電磁放射線の意味を表す言葉に radio が使われ、この言葉を接頭語(せっとうご)にした単語がスペイン語には沢山存在します。例えば、ラジオ局(radioemisaora)ラジオ放送(radiodifsión)ラジオのリスナー(radioyente)レントゲン写真(radiografía)電気ヒーター(radiador)無線タクシー(radiotaxi)などがそうです。また、放射能(radioactividad)や放射能汚染(contaminación radiactiva)放射線治療(radioterapia)も同じです。

 

 

現在スペインでは、地方も合わせて約40以上のラジオ局がありますが、スペインの世論調査団体 EGM(Resumen general de resultados)によりますと、国内で1番人気のラジオ局は、カデナ・セール(Cadena SER)続いてコペ(COPE)、オンダセロ(Onda Cero)、日本で言うところのNHKであるスペイン国営ラジオ(Rne)となります。Cadena SERは、トークやリクエスト、音楽やバラエティなどバラエティに富んでいる他、ニュースや人生相談、ライブ中継などエンターテイメント性の高いラジオ局となっています。その他にも、カデナシエン(CADENA 100)若者向けのロスクアレンタ(Los 40) 20代〜50代に受けの良いロックエフエム(Rock FM)歌謡曲のカデナディアル(CADENA dial)や、日本でもお馴染みのキッスエフエム(Kiss FM)などが全国放送されています。また、地方にも各ラジオ局や番組があり、その地方で開催されている闘牛や、サッカー試合も聴くことができます。

 

これらの各ラジオ局のHPには、試聴できるボタンがあります。今流行りの音楽や話題について放送されているはずですので是非お試し下さい!