dormir 人はどれだけ眠らずにいられるか?
2018.08.062018年7月31日 LA RAZON Web 記事より
72時間以上眠らずいると、人間の体には色々な支障が出てくるものだ。集中力、やる気、判断力、視覚、嗅覚、味覚、触覚が軒並み低下する事は、生物学的にも証明されている。1965年、当時17歳だった Randy Gardnerという青年が、それまでの記録8日間を破り、11日間(264 時間)不眠を通した記録も残っているといえばある。そのような状況では、目は開いていても脳は寝ている状態のため、幻覚や幻聴を引き起こす場合が多くある。
完全に睡眠が取れない脳の病気もある。過度の不眠が続くと日常生活が送れなくなるだけでなく、モルバン症候群とも呼ばれる末梢神経、自律神経の過興奮がおこる疾患を引き起こす。ひどい疲れとともに幻覚を繰り返し見るようになっていく。ある実験では、慢性的な不眠が引き起こす物理的な脳へのダメージとして、脳からの蓄積された分子が血液に流れ込むという。さらに一晩徹夜しただけでも脳組織への損傷も確認されたそうだ。スイスの実験では、15人の成人男子に一晩とさらに8時間眠い目をこすりながら起きてもらっていたところ、彼らの血中の脳からの分子の濃度が増えていたことが判った。Surrey大学の研究でも、1週間に6時間以上の睡眠をとらないと、700もの遺伝子に影響があるとする。
「ゾウの墓場」は実在するのか?
19世紀の探検家の間で有名な、無数の骨と牙が散らばると噂される「ゾウの墓場」。自身の死期を悟ったゾウが、あるサバンナの一箇所を死に場所と決めて死んでいくという都市伝説は、のちに科学者達によって打ち消されてしまう。結局は、ゾウの群れが餓死したところを人間が発見し、そうでないかと推測したのである。
木はいつ成長を止めるのか?
最近行われた科学的実験では、木の根っこまで水と栄養が届かなくなった時点で成長を自ら止めるそうである。その限界は約110mだそうだ。ちなみに地球上で一番背の高い木はセコイヤである。