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スペインで一番たくさんアイスクリームが食べられている自治州は?

2020.08.24

暑いとアイスクリームが美味しいですね!冬に温かい部屋で食べるアイスクリームも美味しいですが(笑)。

 

スペインの農林水産省の調べによると、スペインでは2020年の5月までの1年間に約1億4300万キロのアイスクリームが消費されたそうです。消費量は前年から5.8%増加。一方でアイスクリームの価格は2.1%値上がりしたそうです。

 

おもしろいのは自治州ごとの消費量もわかるところです。

どの自治州でアイスクリームがたくさん消費されていると思いますか?

 

たくさんアイスクリームを食べている自治州は、バレアレス諸島、カスティーリャ・ラ・マンチャ、バレンシア、アンダルシア、カタルーニャでした。気温が比較的高い自治州が占めています。

一方、消費量が少ないのは、ラ・リオハ、カンタブリア、ナバラでした。こちらは北部の気温が低めのところなので納得ですね。

 

アイスクリームの価格が2.1%上がったことと消費量の増加で、家庭のアイスクリームへの支出も7.9%増加しました。

 

一人あたりの消費量は平均3.16キロで、前年より200グラム増でした。一人あたりのアイスクリームへの支出は平均11.67ユーロ。

アイスクリームは主にスーパーマーケットで購入されていて、暑い時期に消費量が増えています。全体の消費量の20.8%が6月に、17.7%が8月に食べられています。

 

別のデータによると、アイスクリームの消費の上位3国は、ニュージーランド(一人あたり28.4キロ)、アメリカ合衆国(20.8キロ)オーストラリア(18キロ)だそうです。

スペインは上位10位には入っていませんでした。ニュージーランドの消費量には驚きですね。

 

日本ではアイスクリームへの支出が多い自治体は、1位が石川県の金沢市、2位が富山市だそうです。川崎市、さいたま市などが続きますが、特に暑い地域ではないようなのが不思議です。