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マドリードの地下鉄、近郊線の切符はチャージ方式のカード

2020.02.12

マドリードを観光するのに便利な地下鉄(metro)やrenfeの近郊線(cercanías)。朝早くから夜遅くまで走っていて渋滞で遅れる心配もないので、利用しやすいと思います。その切符ですが、その都度購入する紙の切符はなくなりつつあり、チャージ可能なカードに変わってきています。日本でも、チャージ方式や後払いの交通カードを利用することが多くなっていますね。

 

たとえば、マドリードの地下鉄は2017年に紙の切符を廃止しています。地下鉄に乗る場合は、“tarjeta Multi”というプラスチックの赤いカードを2.5ユーロで購入して、そこにチャージして乗ることになります。複数の人で使うことも可能なので、誰かと一緒に旅行するときは1枚購入すれば大丈夫です。何度も乗るなら10回分をチャージしておくと便利です。バスにも利用できます。

 

カードは券売機で購入できます。使い方がわからないときは係員に聞くか、周りの人に聞いてください。販売機は言語の切り替えもできるので、スペイン語がわかりにくければ英語に切り替えてもいいでしょう。

 

renfeのマドリードの近郊線の切符も以前は一回ずつの切符でしたが、2019年7月からチャージ可能なカード“+renfe & tú”になっています。こちらは、個人情報を登録せずに使える紙のカードと、登録して使うプラスチックのカードの2種類があります。旅行で行くなら簡単に使える紙のカードで十分だと思います。券売機で切符の種類(片道、往復)や行き先などを選ぶと、「renfeのカードを持っているか」と聞いてくるので「なし」を選び、支払いを済ませると紙のカードが出てきます。次回からはこのカードが使えるので捨てないで保管しておきましょう。カード代は0.5ユーロです。

 

カードを購入してチャージしておけば、一回ずつ購入する手間が省けるので便利ですね。財布やクレジットカードを取り出す回数も減るので安全、安心にもつながります。マドリードに行かれるときは、ぜひ地下鉄やrenfeをうまく使って移動してください!