スペインワーホリの前に・・・
2019.08.22
2017年から始まった日本・スペインのワーホリ制度。
スペイン語教室アデランテでもグループレッスンやプライベートレッスンでワーホリに向けてペイン語を勉強している受講生の方がいらっしゃいます。
ワーホリでスペインに行きたい方、目的や理由、きっかけはそれぞれですが、皆さんに共通しているのは「スペインが好き」ということ。
日本国籍のある人ならワーホリビザは申請が通ると1年間、滞在できるビザが与えられます。
ワーホリまでにお金を貯めて1年間スペイン国内を回りながら現地の生活を楽しんだり、好きな都市へ好きなだけ滞在したり、友人がいる都市で交流関係を広めたり・・・
スペインで1年暮らせるとなったら、何をしますか?何をしたいですか?
1年間の滞在をスペインという国を楽しむだけでなく、将来を見据えて仕事を探したいと頑張っている方も多いですよね。
スペインでなかなか仕事が見つからない、求人がない・少ない、イメージしている職種や企業で働けない・・・色々ありますが日本人でもスペイン人でも仕事が見つからない一番の問題は経済状況です。スペイン人でも定職についていない人が、まだまだたくさんいるのです。特に20〜30代の若者の失業率はリーマンショックから時間が経った今でも顕著です。
これからワーホリに行かれる方はスペイン語の習得はもちろん、自分を売る、人間力も大切になってきます。
自分を売るとはどういうことでしょうか。
1つは「私はこういう人間です」とスペイン語で表現できること、自信がなくても自信がるように見せる(演じる)ことも時には必要かもしれません。
それから自分の考えや気持ち、意志をスペイン語で伝えること、Sí/Noをはっきり言うことも大切です。日本のように言わなくても分かってくれるだろうというのは、スペインはもちろん海外では通用しません。意見・考えを言わないと何も始まらないのです。
どこの都市に行っても人はとっても温かいスペイン。食事もおいしくて気候も良くて物価も安くて…良いことばかりを考えたいですが、少し踏みとどまってスペインでどうするか、何をするか、何をしたいか、考えてみることも必要かもしれませんね。