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「mayoría, mitad, minoría, resto」

などが主語の時の動詞の活用は単数形、それとも複数形?

2019.11.11

スペイン語の動詞の活用形は主語で決まります。でも「la mayoría de los estudiantes」 や「el resto de las personas」が主語のとき、動詞は単数形が正しいのか、複数形が正しいのか、迷うことはありませんか?たとえば、「la mayoría de los estudiantes aprobó? 」、「aprobaron?」のどちらが正しいのでしょうか?これは、ネイティブのスペイン人でも迷う人が多いそうです。「la mayoría」は単数名詞なので三人称単数の活用の「aprobó」とすることもできるし、後ろの複数形の名詞に合わせて複数形の活用「aprobaron」とすることも可能です。RAEのページでも、どちらも使用可能で、複数形の活用を使うことが多いとあります。

 

たとえば、以下の例のように単数形、複数形のどちらも使えます。

– La mayoría de los participantes gritaba/gritaban.

– El resto de los profesores irá/irán a la reunión.

– La mitad de los estudiantes aprobó/aprobaron el examen.

– La mayoría vino/vinieron.

 

ただし、動詞が属性や様子を表す言葉を伴うときは複数形を使うのが一般的です。

– La mayoría de los niños eran altos.

– La mitad de los cajones están vacíos.

– La mayor parte de los participantes llegaron cansados.

 

「la gente」が主語になるときも迷いませんか?他にも、「pareja, ejército」など複数形の意味を持つ言葉が主語のときは迷いますが、一般的には動詞は単数形を使います。

– La gente vino muy temprano.

– La pareja estaba encantada.

 

動詞「ser」で単数形と複数形の要素がつながれるときも迷うと思います。どちらに合わせればいいのでしょうか?この場合、複数形の要素の位置に関係なく、「ser」は複数形で使われるのが一般的だそうです。

– Las nuevas leyes son el verdadero problema.

– El verdadero problema son las nuevas leyes.

 

今回は、動詞の活用を単数形にするのか、複数形にするのか迷いやすいケースを取り上げてみました。「mayoría, mitad, minoría, resto」などが主語のときも、これでばっちりですね。