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Es 形容詞+不定詞と+ que 接続法、どう使い分ける?

2022.07.23

「動詞 ser + 形容詞~」という形の文はよく使うのではないでしょうか?
たとえば、こんな文をよく使うと思います。

Es importante aprender idiomas.
言語を学ぶことは重要だ


Es mejor utilizar el transporte público.
公共交通機関を使う方がよい


基本的な文型ですね。
「動詞ser + 形容詞」の後ろに動詞の不定詞が来ています。


よく似ていますが、次のような形の文もよく見かけます。

Es importante que aprendas idiomas.
君が言語を学ぶことが重要だ

Es mejor que utilicemos el transporte público.
私達は公共交通機関を使う方がよい。


こちらの文は「動詞ser + 形容詞~」の後ろがque + 接続法になっています。



「動詞ser + 形容詞 + 動詞の不定詞」の形は、従属節の主語が特定されておらず、一般論として述べる場合に使われます。


動詞ser + 形容詞 + que 接続法」の形は、従属節の動詞の主語が特定されている場合に使われます。

そして、「動詞ser + 形容詞 + que 接続法」の形で使われる形容詞は、「良い・悪い」「難しい・やさしい」などの価値判断の意味を持つ形容詞です。


たとえば、bueno, malo, fácil, difícil, importante, mejor, peor, necesario, importante, lógico, naturalなどがあります。言い方を変えると、価値判断の意味を持つ形容詞は接続法を要求すると言えます。

確実性や明白さを表す形容詞、たとえば、cierto, evidente, verdadなどが来る場合、肯定文・疑問文であるときはque以下の従属節では直説法が使われ、否定文の場合は接続法が使われるので注意が必要です。


Es evidente que Juan está en casa.
フアンが家にいるのは明らかだ


No es evidente que Juan esté en casa.
フアンが家にいるかは明らかではない

同じser + 形容詞の文でも、主語が特定されているかいないか、形容詞が価値判断の意味を持つかで不定詞を使うか、que + 接続法の形になるかが決まってきます。

いろいろな文章を観察してみてください!