スペイン語で手紙を書こう(基本編)
2018.05.24手紙にも様々なタイプがありますが、今回は正式な基本形式を挙げてみました。スペイン語の手紙の定番構成は、日付・頭書・あいさつ・本文・結び・署名・追伸の7つから成り立ちます。形式さえ覚えれば誰でもスペイン語で手紙が書ける様になりますし、DELE対策や西検対策にもなりますので覚えておくと便利です。
1.まず、手紙右上に差出人 (el remitente) の居場所と日付けを、日、月、西暦の順で右寄せに書きます。
例:Kobe, 24 de mayo de 2018
2. 次に、頭書 (el encabezamiento)に、受取人(el destinatario) を差出人の居場所と日付けの行から2行ほど下に左寄せに書きます。
例:Sr.José Manuel Martín Rodriguez
C/Cerro Negro 24 ,
37008 SALAMANCA, España
3. あいさつ (el saludo) は、受取人の名前の前に”拝啓” や “親愛なる” である Querido/a Estimado/a などを付けます。その後ダブルコロン (dos puntos) を付けて下さい。
例: Estimado/a amigo/a:
Querido/a amigo/a:
4. 本文 (el cuerpo) は、あいさつから一行下げて、各節の文のはじめを3〜5文字あけて書きます。
5. 結び (la despedida) のあいさつは、相手によって使い分けることが大事です。日本語にはっきり訳せない「宜しくお願い致します」などは Un abrazo や Un saludo 、敬具は Atentamente にあたります。
例: Un abrazo, Un saludo, Saludos, muy afectuoso, atentamente, sinceramente など
6. サイン (la firma) は、正式な文書の終わりには必要です。友人関係の手紙にもサインする場合があります。
7. 追伸 (la posdata)何か書き忘れたことがある場合は、P.D. と記して追加の文章を書きます。