スペイン語のアルファベット入門
2019.03.01¡Hola! 今回は、これからスペイン語をはじめてみたい! と思っている人のために、基礎となるアルファベットの解説をします。
外国語のアルファベットは皆さん英語で一通り習っていますが、まずスペイン語のアルファベットは読み方が英語とは違うのでそこから慣れましょう。
スペイン語のアルファベット読み (Alfabeto)
A a (ア) |
B be (ベ) |
C ce (セ) |
D de (デ) |
E e (エ) |
F efe (エフェ) |
G ge (ヘ) |
H hache (アチェ) |
I i (イ) |
J jota (ホタ) |
K ka (カ) |
L ele (エレ) |
M eme (エメ) |
N ene (エネ) |
Ñ eñe (エニェ) |
O o (オ) |
P pe (ペ) |
Q cu (ク) |
R ere/ erre (エレ) |
S ese (エセ) |
T te (テ) |
U u (ウ) |
V uve (ウベ) |
W uve doble (ウベ ドブレ) |
X equis (エキス) |
Y ye (ジェ) /i griega (イ・グリエガ) |
Z zeta (セタ) |
基本的にスペイン語の発音は日本人にとって平易です。単語をローマ字読みすれば、そのままネイティブに意味が通じます。
ただ、中にはローマ字読みしないアルファベットや発音が難しいものもいくつかあります。
「G(へ)」、「H(アチェ)」、「J(ホタ)」、「L(エレ)」と「R(エレ)」、「B(ベ)」と「V(ウベ)」などがそうです。
【POINT 1】
英語にはないアルファベット「Ñ(エニェ)」があります。これは、「ニャ・ニェ・ニョ」の読みの単語を作る時に使います。
スペイン語には「ニャ・ニョ(ña,ño)」で終わる単語がたくさんあるので、これも重要なアルファベットです。
★「n」と「ñ」の単語の読み方の違い
mono(モーノ)…………意味:猿
moño(モーニョ)……意味:シニョン
Nの上の「〜」という形をした記号(チルド)があるかないかで、発音も意味も変わるので注意しましょう。
【POINT 2】
「G(へ)」と「J(ホタ)」の発音には注意しなければなりません。ローマ字読みできない場合がよくあります。
★英語では「giant」はジャイアントと読みますが、スペイン語で同じ意味の「gigante」はジガンテでもジャイガンテでもなく「ヒガンテ」です。
この時、「gi」の発音が「ヒ」となり、「ga」はそのままローマ字読みの「ガ」となります。
★英語では「Juan」という名前の人は「ジュアン」と発音しますが、スペイン語では「フアン」になります。
この時、「ju」は「ジュ」ではなく「フ」と読みます。
【POINT 3】
「H(アチェ)」は発音しません。
「hotel」の発音はホテルではなく「オテル」です。
【POINT 4】
「L(エレ)」と「R(エレ)」、「B(ベ)」と「V(ウベ)」の発音の使い分けが難しいです。
日本人にとって「pelo(ペロ)」と「pero(ペロ)」は同じように聞こえますが、ネイティブにとってこの2つの単語の発音は全く別物です。
私たちは「らりるれろ」は1種類の音で習っているため、なかなか、スペイン語ではっきりと使い分けることのできる人が少ないのです。
ネイティブたちは口を揃えて「日本人はみんな混同している……」と言います。
このように、ローマ字読みをするのが基本ですが、中には注意すべき例外があります。
スペイン語のアルファベットや基本的な単語に慣れてきたら、上手な発音法は、ADELANTEのネイティブの先生たちに指導してもらいましょう。
上に書いたような使い分けの問題や、「J(ホタ)」の上手い発音方法など、綺麗なスペイン語を話すための実践をしてくれます!
根気よくレッスンでネイティブの先生の発音を耳で聞いて、慣れて、マスターしていってください!
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