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一度は行ってみたい!古くて新しいトレド

2020.02.06
トレドと言えば、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3つの文化が共存した街、かつてのスペインの首都として知られています。「スペインに1日しかいられないなら、迷わずトレドに行け」という言葉を聞いた人もあるでしょう。世界遺産にも登録されています。
 
トレドには、マドリードから電車でたったの30分ほどで行けてしまいます。駅から旧市街には歩くと20分程、バスやタクシーももちろんあります。旧市街に入ると、中世の雰囲気そのままです。建物だけを見ていると、時間が止まったような不思議な感じがします。そして、建築様式や装飾などに文化の違いが感じられます。
 
でも、当たり前ですが、そこには人が住んでいて、いろんなお店もあり、wifi も使えて、カテドラルやアルカサルは夜は綺麗にライトアップされています。街並みを保存しながら、なるべく便利に暮らせるように、観光しやすいように工夫されていて、古さと新しさが共存しています。
 
街の中には細い道がたくさんあって、迷路のようですが、観光案内所の地図やGoogleマップを見れば大丈夫です。昔の人が見た景色と同じ景色を見ていると思うと、石の文化と木の文化の違いを感じます。
 
トレドは、見る時間帯や天気によって、雰囲気ががらりと変わります。マドリードから日帰りもできますが、できれば一泊して、夜や朝の風景も見てください。