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2018年のスペインのサマータイム終了

2018.10.30

3月25日から始まったスペインのサマータイムも、10月28日をもって終了しました。現在、日本との時差が7時間から8時間になります。スペイン時間を考える場合は、日本時間から8時間引いて下さい。現地では時計の針を1時間戻すので、少し得をした感覚があるのかもしれません。携帯電話やパソコンは自動的に変更されますが、その他は自分で変えなければなりません。また、冬など夜明けがうんと遅く暗いので、朝起きづらいデメリットがあります。2019年の3月までサマータイムよ、さようなら。あるいは、永遠にさようなら?というのは、サマータイム廃止の動きがスペインでも近年大きくあり、2019年から早速廃止導入するとも噂されています。しかし、今までもこんな風に廃止する動きがあるようで廃止にならないスペインなのですが。廃止の理由は、ヨーロッパの84%の人々と、スペインでも93%の人々がこのサマータイムに反対していることです。もちろん、観光業やサービス業を生業にしている人々にとっては、多少の打撃は否めないのでしょうが、それを上回る良いことがあるはずだと皆が意見しているのかもしれません。

 

サマータイムのメリット・デメリットについては以前 こちらでも書きましたが、やはり生活リズムや睡眠のへの影響など「健康に与える影響」が一番懸念される訳でしょう。かくいう日本も、2020年の東京五輪の猛暑対策として、サマータイム(夏時間)の導入が検討されるという話もあります。夏の暑さ対策で2時間繰り上げるかもしれない案が検討されているそうですが、一体どうなるのでしょうか?