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プラド美術館をテーマにした記録映画が4月に公開

2020.01.14

 

2019年に創立200周年を迎えたスペインが誇る美の殿堂プラド美術館。美術品に深い情熱を捧げていた歴代のスペイン王たちが収集した傑作の数々は、今も訪れる人々を魅了して止みません。ベラスケス、エル・グレコ、ゴヤ、ティツィアーノ、ルーベンス、etc 美の天才画家たちの作品が今なおそこに輝いています。実は、200年という長い歴史をもつプラド美術館をテーマとした記録映画が2020年春に日本で公開されます。

 

映画は『プラド美術館 驚異のコレクション』。4月10日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷のBunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で順次公開されます。

 

今年マドリードに行く予定の方は事前にチェックしていきましょう。巨大なプラド美術館を巡回するのに役立つ知見が得られるはずです。そしてもし行く機会がなくても、スクリーンを通してスペインの傑作を再発見するのも面白いはず。200周年の記念作ということで研究によって明らかになった絵画の新解釈や、昔の美術界を取り巻いていた状況、修復や保存などの舞台の裏側の風景まで豪華に取り上げられています。

 

やはり200周年の節目を迎えて以降、スペイン国内外でこの美術館や画家をテーマとしたドキュメンタリー作品や記事が多く発表されていますね。