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樹齢1000年以上のオリーブの木が見られるスペインの村

2026.06.17

自然のあるところに行くと、それだけで気持ちよくて、ご飯も美味しく食べられますよね。

自然には、ストレスを減らす、血圧を下げる、コルチゾールを減少させるなどのリラックス効果があることが科学的にも立証されています。そのため、森林浴をする人も増えてきています。


スペインは、樹齢やサイズ、歴史などの面から見て珍しい樹木が多く存在する国です。その樹木の一つがオリーブです。オリーブはスペインの文化とは切っても切り離せないもので、オイル産業や外食産業にとっても重要な存在です。オリーブの木はとても長生きで、中には樹齢2000年に達するものもあります。


古いオリーブの木を見ながら森林浴はどうでしょうか?


どこで見られる?


世界で最多の樹齢1000年以上のオリーブの木があるのは、カタルーニャ州の南にあるタラゴナ県のモントシア(Montsià)行政区のセニア川近くのウルデコナ(Ulldecona)です。


126平方キロメートルの土地にリストに登録された約1900本の古い木々がモントシアとゴダル(Godall)の山の斜面やその間の平地に分布しており、特にアリオン(el Arión)地区に集中しています。


そのうちの35本をアリオン・オリーブ自然博物館(Museo Natural de Olivos Milenarios de l’Arión)が主催するガイド付きツアーで訪れることができます。ツアーでは、オリーブの木が分布する場所を徒歩で周り、アリオンの土地や名前の歴史や環境などについての説明を聞くことができます。


「恋人たちの木」などの名前がつけられた写真映えしそうな木もあります。一番の見所は、今でも実をつける世界で最も古いオリーブの木(la Farga de Arión)でしょう。ローマ皇帝のコンスタンティヌス1世の治世の314年に植えられたとされています。


ツアーは2時間ほどで、料金は1人15ユーロ(2026年5月現在)。ツアーの最後には様々なオリーブの実を試食することができます。他のアクティビティにも参加したい場合はウルデコナの観光案内所に相談してください。


無料で楽しみたい場合は、Camino de Montsiàを歩くと、90本ほどの古いオリーブの木を見ることができます。2016年の映画『El olivo』の主人公となったオリーブの木もあるそうです。


「大いなる父」と呼ばれる木


ウルデコナから1時間ほどのところにある Huerta de San Juan の郊外に “Lo Parot”(カタルーニャ語で「大いなる父」の意味)と呼ばれるオリーブの木があります。こちらも見る価値がある古い木です。


高さが9メートル、直径が7.5メートルあり、今では絶滅してしまった品種の木で、樹齢は2000年を超えると言われています。片側に穴があり、何百年もの間、人々が休憩したり身を隠したりする場所を提供してきました。今では木の周りには柵があり、柵の外から見ることができます。所有者の行き届いた世話のおかげで今でも実をつけるそうです。

自然やオリーブオイルなどに興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。