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外出禁止期間中、スペインのワインの消費量が増加、ビールは減少

2020.05.31

コロナウイルスによる自粛期間中、家にいる時間が増えて太ってしまった、という声をよく聞きます。お酒の量はどうでしたか?外で飲む機会が多かった人は少なくなったかもしれませんし、家飲みが増えた人もいると思います。

 

この自粛期間中、ヨーロッパではアルコール飲料の消費の増加が目立ったそうです。ワイン関連の団体の調査によると、スペインだけでなくヨーロッパ全体で飲酒量が増えました。約35%の人が以前より頻繁にワインを飲むと答え、ビールをよく飲むようになったと答えた人は14%でした。外出禁止の開始以降、スペインの家庭の33%が毎週か2週間に1本ワインを開け、19%の家庭では2日か3日に1本開けると答えたそうです。

 

と言っても、ワインの売上が急に増えたわけではなく、家に備蓄していたワインを開けた家庭が多かったようです。そして、調査の対象のスペイン人の37%が国産(スペイン産)か近郊のワインを買っていました。地域のワインや国の経済を支えたい、という気持ちの現われのようです。また、スペイン人はビールや他の強いお酒よりワインを好んで飲んでいた、ということもわかりました。ビールや他のお酒の消費量は逆に減少したそうです。

 

どんなふうに飲んでいたかというと、35%のスペインの人が家族や友人とオンラインで話をしながら飲んでいたそうです。オンライン飲み会をしているのは日本人だけではなかったのですね。でも、外出禁止が解除されてもオンライン飲み会をしたいと答えた人はそのうちの26%だけだったそう。やはり、直接会って話したいですよね。

 

ようやく多くの国でコロナウイルス関連の規制が緩和されるようになりました。

日本でも感染対策をしながら経済活動を再開していく段階に入りましたね。

感染が再拡大しないよう対策を取りつつ、日常に戻っていけたらと思います。

家族や友人と直接会ってお酒や食事を楽しめる日が楽しみです。