Blog ブログ

イニエスタ選手、現在の心境を語る

2019.03.12

 

日本で2シーズン目を迎えたアンドレス・イニエスタ選手。ヴィジャ選手も加わって、ヴィッセル神戸での活躍が期待される中、スペインMARCA紙が現在の心境を伝えました。

 

「日本に来て、ようやく日常生活の面でもサッカーの面でも落ち着いてきた。変化にはストレスがつきもの。サッカーの面では、違うクラブに来て、チームメイトも違うし、芝の種類も、スタジアムも、戦う相手もすべて違う。そのすべてが影響してくる。」環境の変化への適応はイニエスタ選手にとっても大変なことがうかがえます。

 

「日本のサッカーはフィジカルで、動きが早く、止まっている時間が少ない。日本の選手は動きが俊敏で、賢く、能力が高く、ダイナミック。その点は気に入っているし、そのレベルにはいい意味で驚いている。」日本のサッカーについても違いは感じつつも、好印象を持ってくれている様子。

 

「時差の関係でバルサの試合をゆっくり見るのは難しいが、1人のファンとして、バルサの勝利と成功を遠くから祈っている。」「以前は監督になることは考えていなかったが、今は将来的な選択肢の1つ。バルサの会長になるよりは、コメンテーターになる方がまだ可能性は高いと思う。」バルサに関しては、今はファンとして見守っているとのことですが、将来的には監督や会長、コメンテーターなどいろいろな可能性を考えているようです。

 

 

一方で、日本の文化にも興味があるというイニエスタ選手。日本のチームメイトとうまくやっていくためにも日本の文化への理解を深めたいと言います。そんな思いもあってか、日本政府観光局(JNTO)の訪日キャンペーン動画で、イニエスタ選手は神戸と奈良を紹介しています。(リンクは文末を参照)

 

動画はスペイン語字幕つきと英語の字幕つきの2種類で、音声はスペイン語。イニエスタ選手は比較的ゆっくりしゃべっているので、聞き取りやすいと思います。わからないところを字幕で確認できるのが嬉しいですね。

 

家族といろいろな所を訪れて楽しんでいると話すイニエスタ選手。動画では、神戸牛、有馬温泉、日本酒、奈良の大仏や奈良公園などを紹介しています。日本の文化を彼がどんなふうに感じているかは動画を見て確認してみてください!

 

奈良の動画の中に、日本刀づくりの場面があります。刀鍛冶の話しの後でイニエスタ選手がこう語っています。「刀づくりを見ていると、簡単そうに見える。同じことがサッカーにも言える。サッカーの選手は90分間の試合だけを見られるが、その後ろには、多大な犠牲を払い、練習に打ち込み、苦しい時期を乗り越え、努力を続ける姿がある。それがあってこそ、今がある。」

 

何事においても日々の努力は大切ですね。スペイン語も少しずつでもコツコツと続けていきましょう!

 

Andrés Iniesta conoce KOBE, Japón!

https://www.youtube.com/watch?v=oUTiK6RV6-w

 

Andrés Iniesta conoce NARA, Japón!

https://www.youtube.com/watch?v=gJkGgWnUmXQ