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“la edad del pavo”「七面鳥の年齢」ってどういう意味?

“pavo”といえば「七面鳥」。クリスマスや感謝祭に食べるイメージがあると思います。

スペイン語には動物を使った表現がたくさんありますが、その1つに “la edad del pavo”というものがあります。

「七面鳥の年齢」ってどう意味だと思いますか?

たとえば、こんなふうに使われます。

 

Mi sobrina está rebelde e insoportable, está en la edad del pavo.

私の姪は反抗的で手に負えない。思春期だ

 

Juan está en la edad del pavo y no hay quien lo aguante.

フアンは思春期で、誰もそれに耐えられない

 

“la edad del pavo”は「思春期、難しい年頃」の意味です。

思春期は子供から大人への過渡期で、体と心の成長が著しい時期です。体の変化とともに精神的にも大人になっていきますが、気分が変わりやすくなって不機嫌になったり、家族と口をきかなくなったり、反抗的な態度を取ったり、予期せぬ行動をするなど、本人も周りの人にとっても難しい時期です。個人差はありますが大抵の人が経験すると思います。

なぜこんな表現が生まれたのでしょう?

七面鳥は光や音などの環境の変化に敏感で、変化に対して大げさに反応したり、思わぬ動きをしたりするそうです。外見もなんとなくアンバランスな感じで、そんなところが思春期の子どもたちと似ているところからこの表現が生まれたと言われています。

「七面鳥の年齢」ってなんとなくユーモラスな感じがしますね。

 

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