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1日に78人しか行けないスペインの秘島!?

2020.03.18

 

スペインにはバレアレス諸島やカナリア諸島などの美しいリゾート地がたくさんあり、世界中からたくさんの人がバカンスを楽しみにやってきます。そんなリゾート地もいいですが、静かに海や自然を楽しみたい方におすすめできそうな小さな島があります。その名はコルンブレテス諸島(Islas Columbretes)。バレンシアのカステジョン沖56キロのところに位置しています。

 

グロッサ島、ラ・フェレーラ島、ラ・フォラダーダ島、エル・カラリョット島の4つの島からなり、グロッサ島にだけ人が住んでいます。最初に島を訪れたギリシア人やローマ人の船乗りたちがヘビが多く生息していると記録に残していて、Columbretesという島の名前は「ヘビ」を意味するラテン語から来ています。19世紀の初めまでは訪れるのは漁師や海賊だけでしたが、19世紀の中頃に灯台が作られて人が住むようになり、農業などのため島は焼かれてヘビは19世紀末に姿を消しました。

 

島は火山活動によってできたもので、最も大きいグロッサ島は入り江を囲むようにC型をしていて、小さな港があります。船で来た観光客は港から灯台まで島を散策することができます。途中にビジターセンターもあり、島での人間の活動や自然についての展示を見ることができます。

 

島の見どころは豊かな自然ときれいな海!たくさんの海鳥や昆虫、植物、海に潜ればいろいろな魚を見ることができます。自然観察やシュノーケリング、ダイビングなどが好きな方におすすめです。ただし宿泊施設はないので、日帰りツアーで行くことになります。島と周辺の海は自然保護区、海洋保護区に指定されており、1日に島を訪問できる人数が最高78人に制限されています。ツアーはいくつかの業者が手配しています。

 

リゾート地もいいですが、静かな島でのんびり1日楽しむのもいいですね。