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“perro”(犬)のつくスペイン語の表現

2021.12.13

コロナ禍で家で過ごすことが多くなり、ペットを家に迎える人が増えているのは日本もスペインも同じようです。
ペットと言えば、犬か猫を思い浮かべる人が多いと思います。犬派か猫派かで意見が分かれるところですが、犬も猫も可愛いですね。

今回は、“perro”「犬」がつくスペイン語の表現を見ていきましょう!

 

– Tener un humor de perros / estar de un humor de perros
「機嫌が悪い、怒っている」
どうして「犬の機嫌」が「機嫌が悪い」の意味になるのかわかりませんが、機嫌が悪い人には近寄らないのが一番です。

Pedro está de un humor de perros porque no le concedieron el aumento de sueldo.
ペドロは給料を上げてもらえなかったので機嫌が悪い。

 

 – Ser más raro que un perro verde
「変わっている、珍しい」
「緑色の犬より珍しい」が文字通りの意味ですが、変わっている人や人と違う人に対して使われる表現です。

Juan está siempre solo, es más raro que un perro verde.
フアンはいつも1人でいて、変わっている。

 

 – Perro ladrador, poco mordedor / Perro que ladra no muerde
「吠える犬は噛まない」
これは日本語でも同じように言いますね。文字通り犬に対して使うこともあれば、口ばかりで実行しない人に対しても使われますね。

Perro que ladra no muerde. Por eso no estés nervioso que no hará nada.
吠える犬は噛まない。だから心配しないで、彼は何もしないよ。

 

 – Un día de perros
「物事がうまく行かない日、天気の悪い日」
これは、「天気が悪い日」と「物事がうまく行かない日」の2つの意味で使われます。

¡Qué día llevo! He tenido un día de perros. Todo me ha salido mal.
なんて日だろう!最悪の日だった。全てがうまく行かなかった。

 

 – (Llevarse) como el perro y el gato
「犬猿の中、仲が悪い」
相性が悪くて喧嘩ばかりしている人達っていますよね。そんな場合に使えます。仲のいい犬と猫もいますが。

Tu hija y la mía siempre están como el perro y el gato.
あなたの娘とうちの娘はいつも犬猿の仲ね。

 

“perro”「犬」がつくスペイン語の表現、聞いたことがあるものはありましたか?
「犬」は人間にとって身近な動物であるためか、「犬」がつく表現はたくさんあります。
耳にしたら、どんな意味で使われているのか気をつけてください!