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世界一高価なワインはスペインのクエンカ産!?

2021.04.01

世界で一番高価なワインはスペインのクエンカ(Cuenca)のラス・ペドロニェラス(Las Pedroñeras)にあるワイナリーAurumRedで作られています。

その値段は、銀のシリーズは1本1,250ユーロ、金のシリーズは25,000ユーロ!

そして、16リットルのボトルに入った特別版はなんと34万ユーロを越します!

 

このワインを作っているのはイラリオ・ガルシア(Hilario García)氏。

以前は別の仕事していた彼は、オゾンによる治療で自分の病気がよくなったことからオゾンの研究を始めました。

人間に効くなら植物にも効くと考え、ワイン造りのブドウに行き着いたそうです。

 

AurumRedで作られているワインには、オゾンを含めて100以上もの特別な工夫が施されています。

その結果、ガルシア氏によると、「栓を抜いても酸っぱくならず、グラスに注ぐと時計回りにグラスを回したときと、反対向きに回したときとでは香りと味が変わる世界で唯一のワイン」になっているそう。

普通のワインとは違うようです。

 

使用されるブドウの木は接ぎ木をしたものではなく、ワインを入れる樽はガルシア氏が選んだフランスの樫の木でできたものを使っています。

すべての面で細心の注意を払って作られています。

 

新型コロナウイルスの影響で、以前はレストラン業界との取引が多かったのが、現在では消費者と直接の取引が多くなっているそう。

ワインの愛好者は多く、購買力のある顧客も多いようで、AurumRedのワインの売上は上昇し続けています。

 

特別版の16リットルのボトルのものは金のシリーズの20本分に相当します。

34万ユーロで売りに出されましたが、買いのオファーが多く、値段は上がり続けており、買い手はまだ決まっていないそうです。

 

気軽に買える値段ではないですが、ワイン好きな方ならいつかは飲んでみたいワインかもしれませんね。

スペインには美味しいワインがたくさんあるので、いろいろ試してみると楽しそうです。