9月20日は世界パエリアの日!
2021.09.209月20日は「世界パエリアの日」です!
バレンシア市役所やバレンシア観光局、スペイン政府観光局などが中心となって、パエリアを世界で楽しんで祝おうという日になっています。バレンシアの郷土料理であるパエリアは、スペインを代表する料理として今では世界中で食べられています。そのレシピはインターネットで年間800万回も検索されており、世界で4番目に人気のあるメニューになっているそうです。
この日はパエリアワールドカップが開催され、世界各国から腕自慢のシェフが集まりパエリアの腕を競います。参加を希望するシェフは事前に応募動画を作成して送り、そこから選ばれたシェフだけがバレンシアでの決勝に参加します。今年は、スペイン、チェコ、コスタリカ、アイルランド、ペルー、中国、ウルグアイ、韓国、米国、ベルギーのシェフが自慢のパエリアを披露します。どんなパエリアが作られるのでしょうか。ちょっと変わったパエリアもありそうです。
先日紹介したスエカのパエリアコンクールもこのパエリアのお祝いの一環で、9月20日をはさんだ10日間はパエリア週間として、バレンシアの多くのレストランがさまざまなパエリアをメインとした前菜とデザートのついた特別メニューを提供しています。
なぜ世界パエリアの日が9月20日になったのかというと、お米の収穫期だからなのだそう。パエリアの材料といえば、まずはお米ですよね。パエリアに使われるお米は、大粒で煮崩れしにくくスープをたっぷり吸ってくれるものが最適だそうです。
そして、直接パエリア鍋から各自スプーンで取って食べるのが伝統的な食べ方だそうです。「同じ釜の飯を食う」という日本の感じと似ていますね。
パエリアコンクールに続き、パエリアワールドカップではどの国が優勝するのでしょうか。