マドリードでは何匹の犬が飼われている?
2021.09.01マドリードでは登録されている犬の数がここ数年、急増しているそうです。そして、新型コロナウイルスの蔓延が始まってからも増加は続いています。新しい地区ができたことも理由の一つですが、理由はそれだけではないようです。
現在マドリード市全体で登録されている犬の数は、ヴィトリアやグラナダなどの人口を上回る282,315匹。最近6年間での犬の数の増加は顕著で、2014年から約2万匹増えています。
新型コロナウイルスの蔓延でも新たに犬を飼う人の数は減っておらず、登録されている犬の数は2020年から2021年かけて2,000匹増えています。新型コロナのせいで思うように外出できず家で過ごすことが増えて、犬を新たな家族として迎える人が増えたのかもしれません。
新型コロナ以前にスペインに行ったとき、犬を連れて散歩している人や、バルやレストランのテラス席で犬と一緒にいる人をよく見かけました。ときには地下鉄に犬と一緒に乗っている人もいました。(盲導犬ではなかったです。)人混みでもおとなしくしていて感心していました。
ペットフード協会の調べによると、2020年に日本全国で飼われている犬の数は848万9,000匹でした。1年以内に新規に飼われた犬の数は46万匹だそうです。スペイン同様に、日本でも犬やネコを飼う人の数は増えており、新型コロナウイルス禍の影響もあるようで、ペットとの暮らしに癒しを求める人が増えているようです。
スペイン語で犬はperro。canが使われることもあります。子犬はcachorroです。ちなみにスペインで犬によく付けられる名前は、2020年の調べによると、メスがLuna / Nala / Kila / Lola / Bimba、オスがCoco / Thor / Max / Rocky / Tobyだそうです。なんだか、映画やドラマに出てきそうな名前ですね。