SerとEstarを使い分けよう(中級編)
2018.05.17ser動詞とestar動詞の使い分けは、スペイン語を話す上でとても重要です。DELE対策や西検対策にもなりますので覚えておくと便利です。以下の文を読んでみて下さい。
1. Soy serio.
2. Estoy serio.
2つの文の意味の違いは何でしょうか?
1.僕は真面目な人間です
2.僕は今、真剣です
こんなにもser動詞とestar動詞が入れ替わるだけで違う意味になってしまいます。
どちらも形容詞と組み合わせて使いますが、ser動詞は主語のその性質を表し、estar動詞はその状態を表します。
幾つかの例を上げてみますと、
ser bueno 良い子である | estar bueno 美味しい |
ser malo 悪者である | estar malo 病気である |
ser listo 利口である | estar listo準備万端である |
ser rico お金持ちである | estar rico 美味しい |
ser moreno 肌が浅黒い | estar moreno 日焼けして いる |
ser aburrido つまらない人である |
estar aburrido 退屈であ |
となります。
また、ser動詞はその事がらが行われる場所や時間を表します。一方、estar動詞は、その事がらやものがある場所を表します。
1.La boda es en la iglesia de San Pedro, a las once. 結婚式は11時にサンペドロ教会にて行われます。
2.La iglesia de San Pedro está en la Plaza de Toledo. サンペドロ教会はトレド広場にあります。