スペイン語 ADELANTE

DELE        DELE（スペイン語認定証）

DELE A2（初級）

Prueba 2: Comprensión auditiva（聞き取り）

日常で身近な表現、自分自身や家族のこと、買い物、興味のある場所、仕事など簡単な日常的事柄や、すでに経験がある事項に関して理解をし、即座に応対をすることができる。簡単な既知の内容や習慣の会話、自身の過去の出来事や身の回りで起こったことの描写など、必要に応じて表現することができるレベル。

Tarea 1（7問）

  • 評価される能力：ゆっくりかつはっきりと話された短いラジオ放送のヘッドラインまたは一部の一般的なアイデアをとらえる。
  • 試験の方法：7つの短いメッセージを聞いて、7つの質問に答える。答えは3つの選択肢から選ぶ。
  • 聞き取る文章：短いラジオ放送のヘッドラインまたは一部。初公演、バーゲンの時期、開催情報などの広告やイベントについての情報。分野は一般。各文章は60語から70語。

    • テストの例

    Examen tipo Instituto Cervantes
    Audio Instituto Cervantes
    Transcripción Instituto Cervantes
    Claves Instituto Cervantes

    Tarea 2（6問）

  • 評価される能力：短く単純なラジオ放送のニュースまたは一部の一般的なアイデアとテーマの変化をとらえる。
  • 試験の方法：情報を聞いて、6つの質問に答える。答えは3つの選択肢から選ぶ。
  • 聞き取る文章：日常的で予見可能なことを扱った、中くらいの長さの単純な構成の短いラジオニュースまたは一部。文脈の理解を助ける冒頭と終わりの音声も含む。分野は一般。長さは225語から275語。

    • テストの例

    Examen tipo Instituto Cervantes
    Audio Instituto Cervantes
    Transcripción Instituto Cervantes
    Claves Instituto Cervantes

    Tarea 3（6問）

  • 評価される能力： ゆっくりしたスピードではっきり発音され、録音された題材またはマイクを通した題材に含まれる重要な情報をとらえる。
  • 試験の方法： 6つのメッセージを聞いて、10個の記述のうちの6つに結びつける。
  • 聞き取る文章：予測可能で日常的な内容の、録音されたかマイクを通した、通知、取扱説明または広告（時間の情報、バーゲン、安全についての注意など）、または短く単純な留守番電話のメッセージで、約束、通知、依頼など日常生活の実用的な事柄を扱ったもの。メッセージには周りの騒音やひずみはない。分野は個人的なもの、または一般。各文章の長さは40語から50語。

    • テストの例

    Examen tipo Instituto Cervantes
    Audio Instituto Cervantes
    Transcripción Instituto Cervantes
    Claves Instituto Cervantes

    Tarea 4（6問）

  • 評価される能力：はっきりかつゆっくりと発音された、電話でのビジネス会話の一般的な情報を理解し、具体的で単純なデータ（時間、価格、場所、日付）をとらえる。
  • 試験の方法：会話を聞いて、6つの質問に答える。答えは3つの選択肢から選ぶ。
  • 聞き取る文章：基本的で日常的な手続き、および製品またはサービスについての簡単な情報交換、または、あるサービスに関連する意見もしくは問題に関する基本的なやり取りを含む、2人の会話。分野は一般。各文章の長さは225語から275語。

    • テストの例

    Examen tipo Instituto Cervantes
    Audio Instituto Cervantes
    Transcripción Instituto Cervantes
    Claves Instituto Cervantes

    Tarea 5（5問）

  • 評価される能力：はっきりかつゆっくりと発音された、日常生活のさまざまな事柄に関する予測可能な日常的な会話の中の主要なアイデア、状況およびテーマの変化をとらえる。
  • 試験の方法：会話を聞いて、5つの記述を8つの画像のうちの5つに結びつける。
  • 聞き取る文章：単純で個人的な情報をやりとりするための2人の会話。ニュース、日常生活に関連する事柄、提案、約束など。分野は個人的なもの。長さは225語から275語。

    • テストの例

    Examen tipo Instituto Cervantes
    Audio Instituto Cervantes
    Transcripción Instituto Cervantes
    Claves Instituto Cervantes

    DELE A2の試験の構成

  • Prueba 1: Comprensión de lectura（読解）
    60分、大問5（小問含む）、合計30問、配点25点
  • Prueba 2: Comprensión auditiva（聞き取り）
    40分、大問5（小問含む）、合計30問、配点25点
  • Prueba 3: Expresión e interacción escritas（文章表現）
    50分、大問3、配点25点
  • Prueba 4: Expresión e interacción orales（口頭試験）
    15分（準備時間15分あり）、大問4、配点25点

    • DELEの6つのレベルについて

    試験はヨーロッパ言語共通参照枠MCER(CEFR)に基づいて、A1（入門）、A2（初級）、B1（中級）、B2（中上級）、C1（上級）、C2（最上級）の6つのレベルで行われます。

    各レベルではそれぞれ次のような能力が求められます。

    DELE A1

    • スペイン語圏の国々でよく使用される日常的な表現を理解し、使える
    • 自分のことや自分の日常生活についての基本的な情報をやり取りできる
    • 相手がゆっくり、はっきりと協力的に話してくれると、会話ができる

    DELE A2

    • 自分自身や家族、買い物、興味のある分野、仕事など、身の回りのことや経験したことに関して、よく使用される日常的な表現を理解し、使える
    • 知っていることや日常的なことに関して、直接的に単純なやり取りができる、自分の過去や身の回りのことを簡単な言葉で描写できる
    • 必要に応じて応答できる

    DELE B1

    • 仕事や勉強、日常生活など知っていることに関して、標準的なスペイン語の音声や文章の要点を理解できる
    • 上記のような分野であれば、たいていの状況や文脈に対応できる
    • 知っているテーマや自分の興味のあることについて、簡潔でまとまりのある文章を書ける、たとえば、経験や出来事、願望や計画、希望などを描写したり、意見を表現したりできる

    DELE B2

    • 抽象的なテーマであったり、多様なスペイン語で表現されていたり、専門的なものでも、経験のある分野であれば、複雑な文章や音声の要点を理解できる
    • 話す相手に努力を強いることなく、どんな相手とでも十分に流暢かつ自然に会話することができる
    • 分析やディベート、意見の説明などを含む、さまざまな事柄について明瞭かつ詳細な文章を書ける

    DELE C1

    • スペイン語の多様性を理解しつつ、言外の意味や相手の態度や意図を読み取って、幅広い範囲の文章や音声に自在に対応できる
    • 特に苦労することなく、流暢かつ臨機応変に表現できる
    • 社会、ビジネス、学術といった分野で、状況や文脈に合った適切な表現を使える
    • 柔軟かつ巧みにスペイン語を操り、複雑な文章を作成したり、文章を構成し整合性を持たせることができる

    DELE C2

    • 文章の長さや複雑さ、抽象性、扱われるテーマについての知識の有無、用いられるスペイン語の多様さ、表現上の工夫などに関わらず、見たり聞いたりしたことを実質的にすべて理解し、あらゆる状況に対応できる
    • 専門性が高く複雑なビジネスや学術の分野でも意味のニュアンスを区別し、意味や文法を正しく用いて、流暢かつ臨機応変に表現できる