ユニクロは4月8日、大規模店舗をマドリードのグラン・ビア(Gran Vía)に展開することを発表しました。マドリードの店舗は2019年に続き2店目で、ユニクロのスペイン最大の店舗となります。マドリード以外ではバルセロナに4店あります。
同じ4月8日にはInditexグループのZARAが同じグラン・ビアに世界最大規模の店舗を開店しており、ユニクロの開店はZARAの開店に対抗するようにも見えます。
ユニクロのグラン・ビアの店舗は、もともとH&Mがあった4階建ての建物で床面積2000平方メートル。200人の新規雇用を予定しており、すでにウェブページで採用プロセスが開始されているようです。
一方、新しいZARAの店舗は改修が終わったスペイン広場(Plaza de España)のすぐ近くの象徴的な建物にあります。4階建ての建物で床面積は7700平方メートル。ゆったりとした店内にはさまざまなテクノロジーが取り入れられています。
たとえば、オンラインで購入した商品の受け取りや返品ができるコーナーがあり、レジはセルフレジ、試着室はウェブやアプリ、店内の端末から予約が可能です。
グラン・ビアは有名なブランドのお店が並ぶファッショナブルな通り。そこにZARA、ユニクロの大規模店舗が加わり、人気のPrimarkの大規模店舗もあり、ファッションブランド間の競争はさらに加熱しそうです。