media naranjaと聞いて、何を思い浮かべますか?
「半分のオレンジ」が文字通りの意味ですが、「人生のパートナー・運命の人」を意味します。
¿Has encontrado a tu media naranja?
と聞かれたら、それは「人生のパートナーはもう見つかった?」という意味になります。
この表現の起源は古代ギリシアの哲学者プラトンの作品「饗宴」にあると言われています。
この作品の前半では、5人の人物が愛について語るのですが、その中の一人で喜劇作者でもあるアリストファネスの言葉によると、昔、人間は現在の2人の人間が1つになった球体の形をしていて、完璧で幸せだったそうです。
2人の人間が背中合わせに一体になっていて、顔が2つ、手が4本、足も4本あって、体は丈夫で力も強く、エネルギーに満ちていました。男同士、女同士、男と女の3つの組み合わせがありました。
しかし、神に逆らおうとしたため、ゼウスの怒りを買い、真っ二つにされてしまいました。それが現在の人間の形で、本来の完全な形を求めて、今でも自分の片割れを探しているのだそうです。
球体だった頃の人間がオレンジに結びついたのは、スペインがバレンシアオレンジがたくさん生産される国だからなのでしょうか?
ともあれ、スペインの生オレンジジュースは美味しいので試す価値ありです!
media naranjaと一緒に飲めばさらに美味しいと思いますが、そうでなくても十分美味しいです。