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「昼寝をする」はスペイン語で“hacer la siesta”??

 

本格的に暑くなってきて夏本番という感じですね。

急に暑くなって体はまだ暑さに慣れていないので、無理をしないようにしましょう!

 

さて、スペイン語をあまり知らない人でも「シエスタ」という言葉を知っている人は多いと思います。お昼ご飯の後の休憩、いわゆる「昼寝」のことです。

 

では、「昼寝をする」はスペイン語でどういうでしょうか?

「する」は“hacer”だから、“hacer la siesta”と言いたくなりますが、hacerはあまり使われません。

 

“echar(se) la siesta / dormir la siesta”と言います。

 

– Suelo dormir la siesta en verano.

夏はよく昼寝をする

 

Echarse la siesta es bueno para la salud.

昼寝をするのは健康にいい

 

地域によっては“tomar”を使うこともあります。

またsiestaの前は定冠詞、不定冠詞どちらも使われます。

 

– Hoy voy a tomar una siesta.

今日は昼寝をしよう

 

 

スペインの人はみんなシエスタをするというイメージがあるかもしれませんが、最近はシエスタをする人は減ってきています。

 

もともとは日照時間が長く暑い夏を乗り切るための習慣だったそうです。特にスペイン南部の夏の暑さは厳しいため、暑い時間帯は外に出ないで体を休める意味がありました。今でも南部のアンダルシア地方などではシエスタをする人は多いです。

 

また、以前は経済的な事情から2つ仕事をする人が多く、朝から仕事をしてシエスタで体を休めて、次の仕事に行くという状況もあったようです。

 

現在では、都市部では会社やお店はシエスタをしないところが多くなっていますが、地方では14時から16時くらいまでシエスタで閉まっているところがあります。お昼の時間にお店が開いていないのはちょっと不便に感じるかもしれませんが、慣れてしまえばそういうものだと思えます。最初はびっくりするかもしれません。

 

暑い夏、短時間のシエスタするのはいいかもしれませんね。

くれぐれも寝すぎてしまわないように!

 

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