9月も半ばを過ぎたのに大阪では暑い日が続いていて、秋が来るのが待ち遠しく感じられます。
「暑さ寒さも彼岸まで」というように、秋分の日のあたりには涼しくなってくるのでしょうか。
さて、「秋分」をスペイン語で何というか知っていますか?
「el equinoccio de otoño」と言います。
「春分」は「el equinoccio de primavera」と言います。
春分の日、秋分の日は昼と夜の時間がほぼ等しくなる日です。その年に太陽が春分点・秋分点を通る日によって決まるため、毎年日付が変わります。今年2023年は9月23日の土曜日になっています。
equinoccioは「equi−」で始まっていますが、これは「igulal : 等しい」を意味する接頭語です。
「昼と夜の長さが等しくなる日」を意味するので、「等しい」という意味が含まれていますね。
たとえば、equilibrio(平衡・バランス), equivalente(同等の), equidad (公平・公正)なども同じ接頭語で始まっています。同様に「等しい」という意味が含まれる言葉になっています。
ただ、「equi−」で始まる言葉のすべてが接頭語「equi−」の意味を持つわけではないのでご注意を。
もっと接頭語(prefijo)について知りたい場合は、「prefijos」で検索してみてください。
先に述べた「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉のように、日本では秋や春の始まりはお彼岸の頃とざっくりした感じで捉えていると思いますが、欧米では秋は秋分の日から冬至までともっとはっきりした感じで捉えられているように感じます。
以前、スペインの友達と話している時に「日本は暑くて、なかなか秋が来ない」と言ったら、「秋は秋分の日に始まって冬至まで」と返事が返ってきたのです。科学的ではっきりしてるんだなと思いました(笑)。
ちなみに「冬至」は「solsticio de invierno」です。