スペインでは子ども達はどのように教育を受けるかご存知ですか。
まず1年の区切りですが日本のように4月スタート、3月終わりでないことは聞いたことがある!という方もいると思います。
スペインでは9月初旬に新学期がスタート、6月中旬に終わります。アデランテのネイティブ講師によると9月の7・8日頃に授業が始まって、6月の20日とかそれくらいに1年が終わったような気がする!とのこと。
スペインでの義務教育は6歳から12歳の小学校(スペイン語ではプリマリア「Primaria」)と13歳から16歳までの中学校(スペイン語ではセクンダリア「Secundaria」)の計10年間です。スペインは義務教育期間が日本より1年長いです。
学校の種類は日本と同様の私立と公立に加えコンセルタード:Concertado と言う種類があります。これは簡単に言うと私立と公立がミックスされたところで、費用面で大きな違いがあるそうです。コンセルタードは私立に比べ費用を抑えることができます。
教育にかかるお金は公立校では無償。私立は学校によってかかる費用は異なります。
小学校と中学校で習う教科は日本と似ていて、社会、芸術、文学、算数、理科、体育など。
地方によっては言語が必修の所もあります。例えばバスク地方ではバスク語の授業は義務教育の間に行われます。なので、バスク出身のこどもは義務教育の10年間のうちにバスク語を習うのです。カタルーニャ、ガリシア、バレンシアもそうですね。
外国語は日本同様英語が主になっています。
その他日本と違う所は様々な教科や場面でスペインでは「自分の意見を発する」機会が日本に比べとても多いと言うこと。
なので、スペインのこどもは自分の考えや意見を自分の言葉で表現することを、小さいうちから身近なこととして生活していることが分かりますね。
スペインのこどもの1日に関してはこちらの記事をご覧ください。