日本語だと名詞が単数か複数かを意識することは少ないですが、スペイン語では常に気をつける必要があります。
スペイン語では、名詞が単数か複数かで形が変わりますし、そこにつく冠詞や形容詞の形も変わります。
singular(単数)か plural(複数)かは、1(1つ、1人、1冊など)かそれ以外かで決まります。
それ以外には 0(セロ)や小数も含まれます。
たとえば、
un libro:1冊の本 / 2 (dos) libros:2冊の本
un litro de agua:1リットルの水 / 3 litros de agua:3リットルの水
ここまでは簡単ですね。
では、
0ポイント、0回
1.0 センチ、0.3リットル
はどうしますか。
0 puntos / 0 veces
1,0 centímetros / 0,3 litros (スペイン語では小数点には , (コンマ)を使います)
となります。
つまり、純粋に1以外の数に続く可算名詞は複数形を使います。
0(セロ)に複数形を使うのは感覚的に不思議ですが、英語でも同じです。
知っていれば簡単なことですが、知らないと迷いますよね。
0(セロ)も複数扱いする、と覚えておきましょう。