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「deber +不定詞」と「deber de +不定詞」の意味の違いは?

動詞の“deber”と聞いたら、まず頭に浮かぶ意味は「~しなければならない(義務)」ですね。

deber +不定詞」で「~しなければならない、~するべきだ」の意味になります。

no deber +不定詞」と否定になると、「~してはいけない」の意味になります。

 

Los niños deben hacer los deberes.

子どもたちは宿題をしないといけない

 

La mayoría de las personas debe trabajar para vivir.

大半の人たちは生きるために働かなければならない

 

Debes pedirle perdón.

君は彼女に(彼に)謝るべきだ

 

No debes beber tanto.

君はそんなに飲んではいけない

 

deber de +不定詞」で使われることもあります。

こちらは「~に違いない、~のはずだ」という「推量」の意味になります。

 

Ella no ha venido. Debe de estar en la oficina todavía.

彼女はまだ来ていない。まだオフィスにいるに違いない

 

Deben de haber llegado a Madrid ya.

彼らはもうマドリードについたはずだ

 

気をつけたいのは「deber de +不定詞」の“de”が省略される場合です。

意味は「推測」なのですが、見た目は「義務」を表す形と同じになっていることがあります。

「義務」の意味だとおかしいなと思うときは、「推量」の意味で考えてみるといいかもしれません。

deberには他にも「~に借りがある」「~に原因がある」などの意味もあります。

どの意味になるのか、使われる形や文脈から考えることが必要です。

 

Te debo 50 euros.

私は君に50ユーロの借りがある(借りている)

 

¿A qué se debe la crisis económica?   

経済危機の原因は何にあるのか

 

“deber”は「~するべきだ」以外にもたくさんの意味があるので注意しましょう!

 

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