スペイン語の公的な試験について知ろう!
西検とも呼ばれているスペイン語検定は、正式名はスペイン語技能検定といいます。公益財団法人日本スペイン協会が実施し、文部科学省が後援するスペイン語の能力を測定する試験です。
※試験に関する詳細やお問い合わせは、上の協会まで直接お願い致します。有限会社ADELANTEは運営元ではございません。
スペイン語検定
スペイン語検定では日本語をスペイン語に、スペイン語を日本語に翻訳する問題が出されるので、日本語を介してスペイン語を理解・運用する能力が必要な試験と言えます。
スペイン語検定の結果は、主に日本国内でスペイン語の能力を証明するのに有効で、国内での就職や進学の際に役立つでしょう。入試や単位の取得、奨学生の選考や留学資格に西検を利用する学校も増えているようです。
日本スペイン協会では、スペイン語検定の他に、ビジネス西検とスペイン文化検定も行っています。
試験は夏季と冬季の年2回で、一次試験と二次試験があり、一次試験に合格すると二次試験を受けられます。二次試験は一次試験の約1ヶ月後に行われます。受験資格は特にありません。
試験会場は以下の通りです。(2022年現在)
・一次試験:北海道、仙台、秋田、東京、新潟、金沢、静岡、名古屋、関西、広島、福岡、沖縄、学内対象会場
・二次試験:東京、名古屋、関西、福岡
受験料(オンライン申込)(2022年現在) ※料金は変わる場合がございます。
6級 | 4,000円 | |
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5級 | 5,000円 | |
4級 | 6,000円 | |
3級 | 8,000円 | |
2級 | 10,000円 | |
1級 | 12,000円 |
申込方法
1. オンライン申込
2. 郵送申込
3. 店頭申込
申込の詳細や検定料の受付書店や生協は、日本スペイン協会のウェブページで確認できます。
結果は、1級と2級では、一次試験については、二次試験の10日前までに通知、二次試験については一次試験終了から約1ヶ月後に通知されます。3級から6級は、試験終了後から約2ヶ月で通知されます。合格者には合格証明書が郵送されます。
スペイン語検定は、6つの級で行われます。一次試験は筆記試験で、1級と2級の一次試験合格者は二次試験として面接試験を受けることになります。複数の級を受験することも可能です。
スペイン語検定の級(レベル)
6級 | 日常生活で最低限どの受け答えができる |
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5級 | 日常生活で平易な受け答えができる |
4級 | 日常生活で状況に即した受け答えができる |
3級 | スペイン語圏で生活する中で適切な受け答えができる |
2級 | 社会生活全般でスペイン語を運用でき、一般業務で活用できる |
1級 | 社会生活全般でスペイン語を運用でき、専門的業務に携わることができる |
試験の内容
一次試験
6級 | 筆記35分、リスニング5分(40分) |
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5級 | 筆記35分、リスニング5分(40分) |
4級 | 筆記40分、リスニング10分(50分) |
3級 | 筆記65分、リスニング15分(80分) |
2級 | 筆記65分、リスニング15分(80分) |
1級 | 筆記65分、リスニング15分(80分) |
二次試験
1級と2級の一次試験合格者を対象に面接試験が行われます。
合格の基準と採点
正解70%(1級と2級は80%)に達すると合格です。1級から6級まで、一次試験は配点100点(筆記85点、リスニング15点)です。1級と2級の二次試験の配点も100点です。