シッチェス(Sitges)ってどこ?
シッチェス(Sitges)はバルセロナの南にあり、バルセロナから電車で30〜40分ほどで行ける海辺の街です。バスでもバルセロナから1時間ほどで行けます。
どんな街?
毎年10月に映画祭が開かれるので、映画好きの方はシッチェスの名前を聞かれたことがあるかもしれませんね。
こじんまりとした街は静かな雰囲気を保ちながらも、文化的な活動を楽しんだり、人との交流を楽しむ場所もたくさんあります。街を歩けば、レストランやお店、ギャラリー、美術館などが並び、モデルニスモ建築も見ることができます。
駅から10分ほど歩くとビーチに行くことができます。海沿いには散歩道があるので、海を眺めながら、のんびり歩いたり、海の見えるレストランやバルで食事やお酒を楽しむこともできます。山も近いので緑のある景色もあり、マリンリゾートやゴルフも楽しめます。
夏は暑すぎず、冬もあまり寒くならないので、1年を通じて過ごしやすく、屋外で活動しやすい気候です。
バルセロナの喧騒に疲れたり、ちょっと落ち着いた雰囲気を楽しみたい方にもおすすめです。
こじんまりしていながら必要なものは揃い、落ち着いた雰囲気のシッチェスは、退職後を過ごす場所としても人気があるそうです。
見どころ
- サン・バルトロメ・イ・サンタ・テクラ教会(Iglesia de San Bartolomé y Santa Tecla)
シッチェスのシンボル的な存在の教会で、海沿いに建っています。この教会でビーチは2つに分かれています。 - マリセル宮殿(Palau de Maricel)
アメリカ人の美術コレクターが古い病院と漁師の家を買い取り、自分のコレクションの展示場所にしたのがこの建物です。中世の芸術やシッチェスとつながりのある芸術家の作品が展示されています。入り口を入ると青いタイルを使った青い世界が広がります。 - カウ・フェラット美術館(Museo Cau Ferrat)
1893年に芸術家サンティアゴ・ルシニョールの住居兼作業所として作られ、彼の死後、美術館になりました。サンティアゴ・ルシニョールと、その同世代の画家たちの作品が展示されています。絵画、鍛造、陶器、ガラス、考古学、彫刻と家具と現代美術などたくさんのコレクションがあります。 - 海辺の散歩道(Paseo marítimo)
全長2.5キロほどの海沿いの散歩道はホテルTerramarから上記の教会まで続いています。海を見ながらのんびり歩けます。 - 他にも旧市街やビーチなど、楽しみ方はいろいろです。
バルセロナに行かれたら、ぜひシッチェスにも足をのばして見てください!
ローマ遺跡が好きな方は、シッチェスより少し南にあるタラゴナもおすすめです。